数年前に中古で購入したLUXMANのL-505Vがついに壊れてしまった。
50年前のアンプでも、良い音を奏で気に入っていたが、突然左側から壮大なノイズが出て
しまい、その古さからして早々に諦めることにした。
替りに中古で購入したのがキレイな外観のDENONのPMA-2000ⅳ。これも20年前のアンプ
ではあるが前機種に比べたら新しい部類なので、故障の確率も低いだろうと購入に至った。
筐体は奥行きが約48㎝と結構あって重量もズッシリと重く23㎏ある。
哀れなL-505Vは上部に直置きでCDプレーヤーやDAC等いろんなものを置いていたので、
その重さゆえヘソを曲げてしまったのかも?
なので今回は各々を独立させるラックを購入。高さを低く抑えるために2つのラックを組合
せ、上下色違いではあるけれど少しはスッキリした。
内部もキレイでホコリは全くなかった。
全体をアルコールで拭きパネルはピカールで磨いたあとはRCA端子を綿棒で清掃したくらい。
大型のトランスが載っていて、これらが23㎏もある重量の所以だろう。
案の定、低域が豊かでソースによっては多少ブーミーに感じることも。音は全体的にパンチ
が効いてパワーがある。古いアンプばかり聞いているので私見では新しい音の感じだ。
左右の回路とも目視ではキレイで問題なさそう。あとは耐久性だけが気がかり。
DACにいろんなものを繋いでいるから配線がやたらゴチャゴチャしていてオーディオ通
には論外と嘲笑されそう。(笑)
購入前にターミナルを見てスピーカーが2セットつなげられると思い込んでいたが、2セット
を切り替えられるわけではなく、常時同時に出力されることを購入後に知った。バイワイヤ
リング接続を目的とした仕様なのだろう。仕方なく、スピーカーセレクターをかませて使用
することにした。