はんなり、万華鏡

京都を中心とした旅行記や文化についてあれこれ。

京都ゑびす神社

2005-12-21 21:02:50 | 京都・神社仏閣
京都の「京都ゑびす神社」は日本三大戎の一つです。祇園の近く、四条通から大和大路を少し南に下がった所にあります。
えべっさんといえば商売繁盛。1月には「十日ゑびす」という神事があります。この時期は福笹を持った人が沢山歩いています。神社で福笹を戴いて、その笹に宝船などの縁起物を飾り付けます。縁起物は神社でも戴けますが、神社の近くに出店している出店でも買えます。縁起物の種類によってそれぞれご利益が違うみたいです。
「十日ゑびす」では様々な行事があります。東映の女優さんや舞妓さんの奉仕で福笹の授与があります。

この時期のえべっさんは物凄い混雑です。行列に並んで本殿でお参りをした後、本殿の壁に回って壁を叩きます。祇園町の舞妓さんから教えて貰ったのですが、えべっさんはお年寄りで耳が遠いので、大きな音を出してえべっさんにお願いを聞いてもらうのだそうです。この壁を叩くのにも行列が出来ます。

お参りをした後は出店!色々な食べ物の出店が出ています。この時期の大和大路は参拝客と出店で埋め尽くされます。ついついあれこれと買って食べてしまうのですよね。(^^)

画像は肝心のゑびす神社ではなくて、人と出店で賑わっている大和大路です。


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1 コメント

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Unknown (三大えびす)
2009-06-12 08:09:43
いろんな三大えびすがあるようですが、十日戎京都は三大えびすに数えられるようです。
ちなみに有名戎の一覧と起源。

①今宮戎神社の十日戎の起源  十日戎の行事は江戸時代中ごろから賑わいを見せだし、延宝三年(1675)の現在残る最古の 大阪の案内の図「葦分舟」には今宮の十日戎の風景が描かれています。

②西宮神社の十日戎の起源  毎年商売繁盛を祈願する十日えびすは、古くは御狩神事(みかりしんじ)とか忌籠祭(いごもりさい)と称されていました。かっては、市中の各戸も九日の夕刻に門を閉じ、静寂を守っていたことが室町時代の重篇応仁記に記録されています。

③堀川戎の十日戎の起源  江戸時代中ごろより祭礼が盛り上がり、 ミナミの今宮えびすとキタの堀川えびす が大阪の 十日えびすを代表するようになる。

④大阪天満宮の十日戎の起源  戦後途絶えていた十日戎を、上方落語教会会長 桂三枝の意向もあり復活する。

⑤柳原蛭子神社の十日戎の起源  神戸市兵庫区の柳原のえべっさんの十日戎は、そんなに古い行事ではなく、先々代の宮司(井上四郎宮司)が、西柳原町内や柳原商店街や福海寺(大黒さん)の協力をえて、西宮戎(西宮神社)の十日戎の繁栄を参考に始めた。

三大十日戎 ①西宮神社 ②今宮神社 ③京都戎神社(柳原蛭子神社)(堀川戎神社) などが三大十日戎としてあげられる。


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