ついに祇園に戻ったのぞみ。
祇園を出た日、今まで母の真喜子を「花雪さん姉さん」と呼んでいたが、舞妓でなくなったのだから今日からは「お母ちゃん」と呼ばせて貰うと宣言したのぞみが、再び「花雪さん姉さん」と真喜子を呼んだ時、のぞみは「夢花」という祇園町の妓(おんな)に戻った。
これまでの回り道は、芸妓・夢花を大きく成長をさせた。
双子の父である忠は後妻の嘉子との離婚危機を乗り越え、母である真喜子は、忠との不完全燃焼だった愛に決着をつけ、一旦はプロポーズを受けた社長さんをも断り、芸妓としても一人の人間とも成長を遂げた。
めぐみと石橋の今後を置いておけば、今日の放送はまるで最終回みたいだった(笑)
シジミジル復活?したのかまた4人で歌ってたし。
最近はずっと、ネットで感想やネタバレを読んで楽しんでいました。
でも、だんだんのファンの突っ込みや感想は私にはどうも馴染めない…
三年ぶりなのに、のぞみが舞を覚えているはずはないとか、キャバレー周りの仕事を、倍のギャラを払うからキャンセルしなさいという真喜子は同じ水商売の癖にキャバレーを見下している、娘の為とはいえどんな汚い手も使う真喜子、という演出はえげつないとか…
京都では数え年の六歳から習い事をするといいます。
祇園町育ちで舞妓になるのを決められていたのぞみは、おそらく満四歳くらいから井上流に入門し、舞妓になってから二十歳近くになるまで毎日のように舞の稽古をしてきていたのだから、ブランクがあっても三味線を聴けば身体が覚えていて動けるのは不思議ではないと思う。
実際に踊りとかしていた人によれば、動き始めると案外覚えているものよ、と言ってますしね。
引退して数十年の元芸妓さんとお話した事がありますけど、やはりそれなりに覚えていらっしゃるみたい。
私も習い事を始めたばかりですが、頭より身体が覚えているというのは納得出来ます。
別に無理がある演出ではないと思う。
倍のギャラを出すからキャンセルの話、私は別にそんなに嫌な感じには思わないけど、えげつないと思う人が多いのかな。
今時キャバレーという展開がそもそも微妙なんだけど、祇園を捨て、せっかく掴んだ歌手の夢も落ち、場末のキャバレーで誰も聞いてもくれない歌を意地だけで歌う惨めな娘の姿を、冷静に見ていられる母親はいないでしょうね。
もう意地だけになっているのぞみを引っ張り出すには強引な言葉と挑発は必要だったと思うから、キャバレーを見下しているという意味ではないでしょう。
のぞみも自分を真喜子が挑発しているのは分かっていて、最初はギャラを払うから花むらに来いという真喜子に反発して花むらには行かないと言っていた。
花むらの敷居をまたぐまでの数日間、康太はのぞみを説得しつつ、全ての仕事をのぞみに知られないうちにキャンセルし、のぞみが祇園町で再び舞い上がる事が出来るようにしていたのね。
石橋×めぐみは最初から分かりきっていましたが、康太×のぞみの図式もしっかり出来ちゃってますね。
真喜子さんにプロポーズしていた社長さん、意外にあっさり引き下がりました。
ハネムーンに行く為の島ままで買っていたととか。
祇園はてんごな場所でした、という社長さんのセリフ。
てんごってふざけたとかそういう意味でしたっけ。
自分への嘲りだったのかしら。
そうじゃなければ、あっさりと引き下がったりはしないでしょうし。
花雪こと真喜子より夢花ことのぞみの方が舞が巧くない?という感想も良くみかけますが、たんにそれぞれの中の人、のぞみを演じるカナさんや真喜子を演じる石田さんに差があるだけで、夢花の舞手としての技量が花雪より上、という話ではないでしょうに…
ヒロインに感情移入しちゃうと、その辺も都合良く解釈されちゃうのかしらね。
真喜子というキャラクターはアンチな意見が多いだけでなく、演じる石田さんに対しても結構辛口な批評も目にしてびっくりした事があります。
キャラクターと中の人ってそんなに切り分けができないものかしら…
カナさんも石田さんも、ドラマの為に何ヶ月も京都に通ってお稽古しているんでしょう。
それが役者の仕事とはいえ得意不得意もあるし、二人の上達ぶりに差があってドラマのキャラクター設定に多少の無理が出てもそのあたりは、ね…
だんだんの舞のシーンを見て、芸妓舞妓はあんな怖い顔をしている舞を座敷で見てどこが楽しいのか分からない、という感想も良く見ます。
井上流は能の影響も強いので、能面のような表情で舞うイメージがあります。
顔には表情は出さないで、身体の動きで表現するのではないでしょうか。
目線も細かく決まっているからなのか、確かに舞っている時は表情もきつくは見えます。
実際に祇園の舞妓さんの舞を見て、なんか怒っているように見えるという話も聞きますね~(汗)
別にそんな事ないんですけどねぇ。
無表情で硬質なイメージの舞は、私にはむしろ京おんなのイメージで私は好きなんですけどね。
ここからは舞妓オタクな私の突っ込み。
のぞみが花むらに行ってから芸妓の姿になるまで、まさか1日のうちの展開なんですよね??
松江の家族は予め呼んでいたのかしら?
のぞみが芸妓の化粧をしているシーンがありましたが、舞妓の化粧は慣れていても、芸妓になるとカツラだから額の広さが変わるので眉毛の描き方も変わるそう。
事前の練習がないとバランス良く描くのは厳しそう。
しかも、痩せたり太ったりして顔の大きさも少しは変わっただろうし、髪の毛の長さや量が変わっているはずだから、確実にカツラのサイズが合わなかったと思われます(笑)
今回の放送はまだ夏の話ですよね。
8月半ばの双子の誕生日が終わった後の展開で、めぐみものぞみもまだ半袖で、花香ちゃんは夏用の銀の糸巻き櫛を挿していたから、まだ10月には入っていないはず。
8、9月に、冬向けの正装である二つ綿の黒紋付きは暑苦しいかったなぁ…
康太はのぞみに内緒で仕事のキャンセルをしていた訳だけど、久乃さんや真喜子さんはのぞみが祇園に戻るための根回しをしていたんだろうなぁ。
一家総出で方々に頭下げて。
ま、ドラマなんだから突っ込みも程ほどにしましょう。
しかし全体的に脚本のまずさは、ねぇ…
祇園を出た日、今まで母の真喜子を「花雪さん姉さん」と呼んでいたが、舞妓でなくなったのだから今日からは「お母ちゃん」と呼ばせて貰うと宣言したのぞみが、再び「花雪さん姉さん」と真喜子を呼んだ時、のぞみは「夢花」という祇園町の妓(おんな)に戻った。
これまでの回り道は、芸妓・夢花を大きく成長をさせた。
双子の父である忠は後妻の嘉子との離婚危機を乗り越え、母である真喜子は、忠との不完全燃焼だった愛に決着をつけ、一旦はプロポーズを受けた社長さんをも断り、芸妓としても一人の人間とも成長を遂げた。
めぐみと石橋の今後を置いておけば、今日の放送はまるで最終回みたいだった(笑)
シジミジル復活?したのかまた4人で歌ってたし。
最近はずっと、ネットで感想やネタバレを読んで楽しんでいました。
でも、だんだんのファンの突っ込みや感想は私にはどうも馴染めない…
三年ぶりなのに、のぞみが舞を覚えているはずはないとか、キャバレー周りの仕事を、倍のギャラを払うからキャンセルしなさいという真喜子は同じ水商売の癖にキャバレーを見下している、娘の為とはいえどんな汚い手も使う真喜子、という演出はえげつないとか…
京都では数え年の六歳から習い事をするといいます。
祇園町育ちで舞妓になるのを決められていたのぞみは、おそらく満四歳くらいから井上流に入門し、舞妓になってから二十歳近くになるまで毎日のように舞の稽古をしてきていたのだから、ブランクがあっても三味線を聴けば身体が覚えていて動けるのは不思議ではないと思う。
実際に踊りとかしていた人によれば、動き始めると案外覚えているものよ、と言ってますしね。
引退して数十年の元芸妓さんとお話した事がありますけど、やはりそれなりに覚えていらっしゃるみたい。
私も習い事を始めたばかりですが、頭より身体が覚えているというのは納得出来ます。
別に無理がある演出ではないと思う。
倍のギャラを出すからキャンセルの話、私は別にそんなに嫌な感じには思わないけど、えげつないと思う人が多いのかな。
今時キャバレーという展開がそもそも微妙なんだけど、祇園を捨て、せっかく掴んだ歌手の夢も落ち、場末のキャバレーで誰も聞いてもくれない歌を意地だけで歌う惨めな娘の姿を、冷静に見ていられる母親はいないでしょうね。
もう意地だけになっているのぞみを引っ張り出すには強引な言葉と挑発は必要だったと思うから、キャバレーを見下しているという意味ではないでしょう。
のぞみも自分を真喜子が挑発しているのは分かっていて、最初はギャラを払うから花むらに来いという真喜子に反発して花むらには行かないと言っていた。
花むらの敷居をまたぐまでの数日間、康太はのぞみを説得しつつ、全ての仕事をのぞみに知られないうちにキャンセルし、のぞみが祇園町で再び舞い上がる事が出来るようにしていたのね。
石橋×めぐみは最初から分かりきっていましたが、康太×のぞみの図式もしっかり出来ちゃってますね。
真喜子さんにプロポーズしていた社長さん、意外にあっさり引き下がりました。
ハネムーンに行く為の島ままで買っていたととか。
祇園はてんごな場所でした、という社長さんのセリフ。
てんごってふざけたとかそういう意味でしたっけ。
自分への嘲りだったのかしら。
そうじゃなければ、あっさりと引き下がったりはしないでしょうし。
花雪こと真喜子より夢花ことのぞみの方が舞が巧くない?という感想も良くみかけますが、たんにそれぞれの中の人、のぞみを演じるカナさんや真喜子を演じる石田さんに差があるだけで、夢花の舞手としての技量が花雪より上、という話ではないでしょうに…
ヒロインに感情移入しちゃうと、その辺も都合良く解釈されちゃうのかしらね。
真喜子というキャラクターはアンチな意見が多いだけでなく、演じる石田さんに対しても結構辛口な批評も目にしてびっくりした事があります。
キャラクターと中の人ってそんなに切り分けができないものかしら…
カナさんも石田さんも、ドラマの為に何ヶ月も京都に通ってお稽古しているんでしょう。
それが役者の仕事とはいえ得意不得意もあるし、二人の上達ぶりに差があってドラマのキャラクター設定に多少の無理が出てもそのあたりは、ね…
だんだんの舞のシーンを見て、芸妓舞妓はあんな怖い顔をしている舞を座敷で見てどこが楽しいのか分からない、という感想も良く見ます。
井上流は能の影響も強いので、能面のような表情で舞うイメージがあります。
顔には表情は出さないで、身体の動きで表現するのではないでしょうか。
目線も細かく決まっているからなのか、確かに舞っている時は表情もきつくは見えます。
実際に祇園の舞妓さんの舞を見て、なんか怒っているように見えるという話も聞きますね~(汗)
別にそんな事ないんですけどねぇ。
無表情で硬質なイメージの舞は、私にはむしろ京おんなのイメージで私は好きなんですけどね。
ここからは舞妓オタクな私の突っ込み。
のぞみが花むらに行ってから芸妓の姿になるまで、まさか1日のうちの展開なんですよね??
松江の家族は予め呼んでいたのかしら?
のぞみが芸妓の化粧をしているシーンがありましたが、舞妓の化粧は慣れていても、芸妓になるとカツラだから額の広さが変わるので眉毛の描き方も変わるそう。
事前の練習がないとバランス良く描くのは厳しそう。
しかも、痩せたり太ったりして顔の大きさも少しは変わっただろうし、髪の毛の長さや量が変わっているはずだから、確実にカツラのサイズが合わなかったと思われます(笑)
今回の放送はまだ夏の話ですよね。
8月半ばの双子の誕生日が終わった後の展開で、めぐみものぞみもまだ半袖で、花香ちゃんは夏用の銀の糸巻き櫛を挿していたから、まだ10月には入っていないはず。
8、9月に、冬向けの正装である二つ綿の黒紋付きは暑苦しいかったなぁ…
康太はのぞみに内緒で仕事のキャンセルをしていた訳だけど、久乃さんや真喜子さんはのぞみが祇園に戻るための根回しをしていたんだろうなぁ。
一家総出で方々に頭下げて。
ま、ドラマなんだから突っ込みも程ほどにしましょう。
しかし全体的に脚本のまずさは、ねぇ…
確かに芸妓さんになって最初のシーンでの鬘は、頭に合っていませんでしたよねぇ。次からの芸妓さん姿はばっちり決まってる、と思いましたが。佳奈さん、舞妓姿もお似合いだなと思っていましたが、芸妓姿も素敵です。それにしても惚れ惚れするような、素晴らしい黒紋付ですね~。
京舞についてそんなご意見があるのですか~。
私はあの「無表情踊り」←勝手に命名してます・笑、がものすごく「ツボ」でして大好きなんですが。佳奈さんは舞がお上手ですね。ど素人なので上手下手なんて全然分からないくせに思ってます。舞のシーンがあるといつも見とれてしまっています。
お化粧の感じなどは舞妓の時のより今風の本当の芸妓さんのようで自然に思えます。
メイク担当者が変わったと思うのですがどうでしょうね。
祇園の現役の某芸妓さんに凄く似ています(^-^)
井上流についてはその無表情さや動きが色気がないとは良く言われているらしいです。
他の花街の踊りも可愛く素敵ですが、私も祇園甲部の井上流のさっぱりした舞が好きです\(^_^)/
お引きずりの衣装を着ての足裁きは相当苦労するらしくて、夢花さん初登場の時の舞は足の動きは間に合わなかったみたいですよ(汗)