誰もいない

そろそろ長万部に着く


が、この電車

二両なんだけれど、私たち二人の他乗客は誰もいない


そして、やっとジャンパーの出番が


旅を始めて初めて寒い！

文庫本

二冊目の本は、今回の旅と相性が悪かったか


読むとすぐ眠くなる

二三行読むと眠くなるのだからたまったものではない


ひとしきり寝て、起きて続きを読もうと思うと

あれ、以前読んだ内容を忘れている


そこで最初から読むのだけれど


また、二三行読むと眠くなる


こんなことを繰り返していたのでは


いつになったら終わるやら


そこでさっぱり諦めて


必要でなくなった衣類や土産物などと一緒に家に宅急便で送った


そこでさっき電車に乗る前に本屋で新たに一冊仕入れて来た


「時そば」和田　はつ子著


帯に料理人は人を幸せにしてくれると書いてある


粋でイケメンの捕物帖の話らしい

小樽寿司屋通り

旦那は握り


私は散らしを


地ビールも頂いて


これだから電車の旅は堪りませんなぁ～

小樽港

港の夕暮れ

空気が冷たくなってきました

うみねこが鳴いて

静かで素敵な街です


これからお寿司を食べて


長万部まで三時間の鈍行の旅

小樽運河

小樽で乗り換え時間が2時間ほど


夕暮れの小樽運河がに

古い煉瓦造りの倉庫が水に写って美しい