は行の日記

ははは、ふふふ、ほっほっほと笑って暮らせたら人生幸せです!

散る桜残る桜も・・・

2018-04-06 07:17:07 | 

青春18切符の日帰り旅に誘われていた

どうにも出かけることが億劫だったここ3か月でしたが

ドタキャンOKの気楽な仲間の誘いだったので、どこへ行くのかよく知らないまま

とりあえず約束をしていた

3人の都合がつく日が、4日と10日でそのどっちかと言われていたが

「早くしない今年はどこの桜も早い」と連絡が来て

4日の始発列車で出かける

行く先は愛知県犬山城

ネット検索するともう満開は過ぎて散っていると

鈍行列車でのらりゆらりと

食べたり寝たり、話をしたり

買って楽しみに取って置いた単行本を持って

やっぱり散っている

桜色の歩道もいいんじゃないの

駅から30分歩くと遠くに見えるお城に着く

暖かい日の登り道と階段

汗をいっぱいかいて到着

こんな体力では登山なんて今年も無理かなぁと情けなくなる

まだ春休みだったこともあって

学生や外人の観光客の団体さんで

お城見学はすごい混みよう

「どうする?」と1度言ったことのある友は私に聞く

「私、お城って興味ないし、外観だけでいいよ」と

城好きが聞いたら怒られそうな(笑)

国宝犬山城と日本庭園有楽苑のセット券を買ったので

苑内の桜道を楽しみながら歩く

国宝茶室 如庵を見学し

別の茶室でお抹茶をいただく(写真なし)

さっきかいた汗や躍った胸が静まり返っていく時間がいい

散る桜残る桜も散る桜  良寛の句

お天気が続いて苔も乾いているけれど

雨が降ったらきれいだろうなぁ

「どうする?リトルワードかモンキーセンター

それとも明治村へ行く?」といつも列車旅の幹事をしてくれるJさんが聞く

「コーヒーでも飲んでのんびりもいいんじゃない」と

欲のない=体力気力の足りていない二人(笑)

始発電車で出た駅に、最終の1つ前に着いた

夜の10時の信州はまだ寒い

ストールを巻いて、コートのポケットに手を入れて

急ぎ足で家に戻る

10分かからない短い時間にまた躍る胸 

体力をつけないと・・・・・

ワタスゲを見に行こうと尾瀬旅行を計画しているけど

今の私ではとても無理

おっと、その前に1回分残った青春きっぷをもらって来たから

有効期限の10日までのどこかで日帰り一人旅に行かなくちゃ

とりあえず日曜は休みだけど

できれば平日がいいから

9か10日のどちらかの休み希望を社長さんにお願いしてみよう

来週の勤務が決まるのは前の土曜日

きっぷ残ったのが1枚でよかった

こんな勤務体制で動いていると誰とも気楽に約束ができない

一人で動くが気楽でいい

雨だったらここ

晴れたらここととりあえず心の中で行き先を決めてみた

昨日、仕事の合間にJさん宅へ寄ってお抹茶をいただいた

4日は留守番だったご主人が

「今、松川の桜満開だよ。

何も遠くまで散った桜見に行かなくても」と

今は九州一人車中泊旅満喫中のどこぞのダンナがここにいたら

きっと同じことを言っただろう

散る桜残る桜も散る桜  良寛の句

>今まさに命が燃え尽きようとしている時、たとえ命が長らえたところで、それもまた散りゆく命に変わりはないと言い切る良寛の心。
桜は咲いた瞬間から、やがて散りゆく運命を背負うのである<禅の視点より抜粋