わだつみの道の遠のく秋入日 加藤哲也
顔見世を出て風となる一と日かな 同
宵闇に紛れ込みたる夏館 同
新涼やロダンの肘のあたりより 同
大人にもこどもにも降る木の実かな 同
蠟梅や知覚過敏を憂ひつつ 同
菜の花や月光菩薩立ち上がり 同
わだつみの道の遠のく秋入日 加藤哲也
顔見世を出て風となる一と日かな 同
宵闇に紛れ込みたる夏館 同
新涼やロダンの肘のあたりより 同
大人にもこどもにも降る木の実かな 同
蠟梅や知覚過敏を憂ひつつ 同
菜の花や月光菩薩立ち上がり 同
最終列車というのは、ここを一つの区切りとして、新たな俳句を始めようという意志を表しています。どうかよろしくお願いします。