「近頃のJRは親切でとても助かるのよ」
若くして脳梗塞を患いカートを引いて歩いている職場の先輩がいう。
数年前に手術した東京の病院に年に1度診察を受けに行く。
娘が同行するのだけれど事前に連絡しておくと車いすをもって
改札から乗る列車のドアまで運んでくれ、東京駅のホームのドアの
所で待機していてタクシー乗り場まで運んでくれるのだそうだ。
(要介護認定者だけのことかどうかは聞かなかった)
でも分社化されて困るところもある。
5月の連休に横浜へ行ったとき、北陸新幹線の指定席の
「えきネット」での受け取りは「JR東日本」の駅でしか受け取れない。
東海道新幹線は「JR東海」なので横浜線の駅の機械で受け取った。
金沢からの「しらさぎ」の切符も同じく。
「みどりの窓口」に行けばもちろんどこのも買えるけれど。
できれば家にいて並ばなくて切符をとりたい。
今回紀伊半島へ名古屋から出る関西線の切符をとろうとしたら
「亀山」までが「JR東海」でその先は「JR西日本」なので
ネットでは取れないということだった。
確かに熊野灘に沿って行く列車は「紀勢本線」である。
「怠けないで”みどりの窓口”までどうぞ」ということだ。
当日指定席がないと困るので・・暑いけれど行くしかない。
「みどりの窓口」なんて昔はなかったの(?)だから、誰もが
並んだのだ。