☆ ニンジンの芽から花咲くいとおしさ
☆ 甘き芋食べ残しにまた葉の茂る
☆ 新緑の眩しき道を歩み往く
☆ 杜若白と紫並ぶ家
☆ ふとひとの吐息漏れ来る空き家なり
☆ いくたりの人逝きてなお山の稜
☆ 空を行く雲のごとくに春流れ
☆ 吾が家の長き歩みよ墓静か
☆ 黒猫の骨埋めたる祖霊の地
☆ 母の墓ことしの赤きカーネーション
☆ 甲斐駒の残雪の麓揺られ行く
☆ 甘き芋食べ残しにまた葉の茂る
☆ 新緑の眩しき道を歩み往く
☆ 杜若白と紫並ぶ家
☆ ふとひとの吐息漏れ来る空き家なり
☆ いくたりの人逝きてなお山の稜
☆ 空を行く雲のごとくに春流れ
☆ 吾が家の長き歩みよ墓静か
☆ 黒猫の骨埋めたる祖霊の地
☆ 母の墓ことしの赤きカーネーション
☆ 甲斐駒の残雪の麓揺られ行く
情景と、作者の心模様に共感しきりです。
俳句は門前の小僧に過ぎませぬが、御句
いずれも心に残りました。
それでは、季節の変わり目、お身体一入お
健やかにと念じつつ今日はこれにて。
短詩系はコメントし難いところを、
ご訪問とご感想、有難うございました。