母はふるさとの風

今は忘れられた美しい日本の言葉の響き、リズミカルな抒情詩は味わえば結構楽しい。 
ここはささやかな、ポエムの部屋です。

梅雨の朝の青い空

2016年07月10日 | 季節
日曜の青空
水甕にもトルコキキョウの青
すすきの葉は緑色
水の色が透けて
何と美しい光る朝

窓の外には冬越えラベンダーが空を指し
紫の小さな花たちがつぶやくので
珈琲は機嫌よく香り
ガーリックトーストはバターとはちみつを載せ肩組む
こんな小さく淡い朝の幸せ

スイカの赤が白い皿に
冷たくシギシギ高原の涼気流す
長雨の間の晴れた朝です

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