花男の物置部屋 引っ越して3箇所目

備忘録的に食ったもん、読んだもん、聴いたもん等を書いてます。

「空へ向かう花」 小路 幸也

2010-06-11 23:48:00 | 活字もすっげえたまには読むぞ


「僕は女の子を殺してしまった。 それから家の中は、静かになった。」


「あの子は死のうとしている。わたしはあわてて一生懸命考えて、カバンの中から鏡を出した。」


ハル、小学校6年生。自分のせいで知らない同い年の女の子が死んでしまった。死んだら楽になるかとビルの屋上から飛び降りようとした時、向かいのビルからピカピカと・・・光が目に入る。それはやはり同い年の女の子の手鏡から発せられた物だった。そしてその女の子、カホは自分が死なせてしまった女の子の親友だった・・・・そんなお話。

この人らしい、優しくて美しいお話。がんばる子供たちも、その子供たちを支えようとする二人の赤の他人の大人の男たちも・・・とても素敵に描かれている。現実社会でささくれ立った心も洗われます。良いです。

尚、ボリューム的にはページ数の割りに軽め。

非常に面白かったです。


サイゼリアで

2010-06-11 23:05:00 | 食い物の話とか

こんな感じ@サイゼリア=1097円。

鶏もパスタもドリアもイカもイカ墨も好きなのでこんなんでウィークデイの締めくくりとしては結構幸せ。

まあ色々バタバタはしてるけど、それがきっとリーマンのデフォルト。足がつりまくる状態も爆睡すりゃ一旦は吹っ飛ぶ。

と言うことで週末突入!!

少し読書をしてから爆睡へと移行します。