
シリーズ第二弾。前作感想↓
https://moon.ap.teacup.com/hanao/7459.html
フリーの編集者醍醐に相談が持ち掛けられたホラーマンガ家=椋の失踪。かつて担当をしていた椋の残した「もうダメ」な理由の謎と・・・そして続いてかつてヒット作を飛ばした女帝のおもり。その次に映画館であった少年の対面した問題の答えを。そしてまた椋の子供時代の謎に戻り・・・そんな連作短編集。
今回も濃いです。ぐんぐん引き込まれる。エキセントリックな探偵(役)と言うのは王道だけど、そういうキャラは見目麗しく完全無欠近かったりするけど、ブ男&弱点大量でそれ込みでナイス=だからこその物語が動く。そして周辺の登場人物のキャラ立ちがことごとく良い。立ち具合は青年誌のマンガ的かもしれない。女帝も安蘭もナイス。3作目も購入済み。
非常に面白かったです。