花男の物置部屋 引っ越して3箇所目

備忘録的に食ったもん、読んだもん、聴いたもん等を書いてます。

「博多豚骨ラーメンズ 11」 木崎 ちあき

2022-03-12 21:16:00 | 活字もすっげえたまには読むぞ

本編としてはシリーズ11弾。短編集とかコラボ作品とか入れると13作目。

過去作の感想↓
http://moon.ap.teacup.com/hanao/4332.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/4596.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/4817.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/5013.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/5160.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/5691.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/5848.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/6046.html
https://moon.ap.teacup.com/hanao/6971.html
https://moon.ap.teacup.com/hanao/7382.html

Extra Games
https://moon.ap.teacup.com/hanao/6145.html

デュラララ!! X 博多豚骨ラーメンズ
http://moon.ap.teacup.com/hanao/5619.html


刑事重松が行きつけの食堂で、妹想いの後輩と接していて思い出したのは、1年前に汚職で懲戒免職になった同期の岩佐。その食堂のTVのニュースで流れてきたのは火事と現場で焼死体となって発見された岩佐・・・復讐屋ジローは、男に酷く捨てられた女性の依頼と息子を殺されたが、半ばもみ消された件での復讐の依頼が重なって、馬場と林にヘルプを頼む。果たして、その復讐の相手が特定されると・・・そして重松は、岩佐の死に不信を抱き調べていきついた先では事件が起こり・・・すべての事件が絡み合った先で重松は正義を見失い、そこにはにわか侍が・・・そんな感じ。


重松主人公回でした。今回かなりシリアスで、ほぼ刑事物な感じも。分かり易い悪役も含めて色々ナイスで満喫。ポップな回も良いけど、シリアスもイイね!! そしてスピンオフが刊行されるらしくそちらも楽しみ。

非常に面白かったです。



「陽だまりに至る病」 天祢 涼 

2022-03-12 16:16:00 | 活字もすっげえたまには読むぞ


単独作品として完結してますが、シリーズとしては下記2作の続き
https://moon.ap.teacup.com/hanao/5932.html
https://moon.ap.teacup.com/hanao/7076.html

コロナ禍の二度目の緊急事態宣言が出されたころのお話。お嬢気質の咲陽(さよ)は小学5年生。クラスのつまはじき小夜子が気になる。どうやら彼女の家は貧困家庭らしい。ある日小夜子の家を訪れると、彼女は荷をまとめどこかへ行こうとしてた。父親が仕事でしばらく開けるのでどこかへ行くと言うが・・・小夜子を自分の部屋で匿う?事にした、咲陽だったが、彼女の父親が町田で起きたラブホテル殺人に関わってる可能性がありそうと知り・・・咲陽の所にも警察がやって来たり・・・そんな感じ?


実は途中まで、面白くならなそうだなあ・・・とか思っててごめんなさい・・・最終的に、地味ですが、せつない系のイヤミスの中、読後感は悪くなかったり・・・仲田・真壁コンビ物も続くならまた次作も楽しみになりました。タイトルも肝ですね。

結局たぶん、面白かったです。