2019年に出た育休刑事の続編ですね。
捜査一課で初となる育休を取得した秋月春風(はると)巡査部長・・・・と育休が明けたら、時短勤務をする必要があるのだが事務方ならともかく捜査一課でそれはちょっと・・・組織の方も"公務"だけにYesもNoも決定に躊躇し、ならばむしろ育休を延長してよと言うことになったが・・・・一方で、協力的?な石蕗係長は「捜査一課で復帰のためには必要な奴と言う実績が必要」と育休中の春風を「管轄外まで」手を伸ばして捜査に引っ張り出す。それは赤ん坊を抱えた主婦の不可能空き巣事件だった???(世界最大の「不可能」)他、赤ん坊誘拐と違和感のある親子連れの目撃(徒歩でカーチェイス)、春風・姉・妻共通の友人の夫婦崩壊の危機を招いたドッペルゲンガー的な別の友人夫婦とその赤ん坊(あの人は嘘をついている)、育休直前にかかわった殺人事件(父親刑事)の4編。
本編207ページと実際のボリュームが少ないのもあるけど、読みやすくてほんとあっという間に読み終わりました。子育ての大変さを実感たっぷりにコミカルに愛があふれる形で描けいているのは、作者の実体験にも基づいている様で。法医学准教授の姉さまが、今回もかなりいい味出して暴れてます。ミステリィ部分もきっちり満喫できます。楽しめました。
面白かったです。
前作感想↓↓↓↓↓↓↓↓
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