
初期のThe Whoとかは割りと好きなんだけど、Tommyのオリジナルアルバムは持ってないし、後に映画化されたこれも見たことが無かった。で、たまたま期間限定で安いらしいって言うの見かけて・・・そう言うのに弱いもんで、購入しました。
ロックオペラっつうんだそうす。終戦(勝戦)とともに生まれた少年。実の父が新しい父親に殺されるのを目にして、そのショックで見えない、聴こえない、しゃべれないと言う状態になってしまう。何をやっても効果が無い。そんな状況なの良い事にこっそり虐待されたりもする。そんな少年が自分の亡霊(?)に誘われて行ったスクラップ置き場でピンボールに目覚め・・・・てなストーリー展開。
で、内容の方の感想はと言うと・・・うん、テーマとかは正直良くわからない。アングラ劇団が好きそうな感じ?かといってつまらなかったわけでもない。なんか全体に馬鹿っぽいので楽しく見れるし・・・・ってのはやっぱわかってないんだろうなあ、自分。あ、劇中に重要なポイントとなる「See me♪ Feel me♪ Touch me♪ Heal me・・・ (See me Feel meより)」っつう印象的なメロディーのおかげで、全体のテーマは訳判らないなりに、場面場面は感動的に感じられました。「僕を見て!僕を感じて!僕に触って!僕を癒して・・・」.....でもって、Tommyのかーちゃんがシャンパンやら煮豆やらチョコレートやらにまみれてもんどりうつシーンとか妙にエロい・・・ってそこかよ!?えーと・・・後は・・Tommmyに感情が戻ってからの流れはあのくらいのテンポなのが良いね。後半の教祖誕生っぽい流れから暴動までの感じとかも、ありがちながらもだらだら長く描ききってないのが良い。キース・ムーンの馬鹿ッぷりは最高。ロジャー・ダルトリーの無垢っぷりも気持ち悪い位はまってて良い。ティナ・ターナーもはまり役。「Pinbal Wizard」はエルトン・ジョンバージョンは初めて聴いた(見た?)けど、悪く無いッすね(The Whoのオリジナルのが良いけど)。ってやっぱり映画の本筋そのものは花男にとっては猫に小判状態だった模様。
バックの音楽は、花男的にはカッコよかったりだるかったり色々。
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