イケメン奇人は名探偵の原則??そんな一人の上苙丞(うえおろ じょう)は、この世に奇跡がある事を証明するために?あらゆるトリックの可能性を否定する・・・そんな彼の元に持ち込まれたのは、十数年前のとあるカルト宗教の首切り集団自殺。その唯一の生き残りの少女は、親愛なる少年の「首なし死体」に助けられたと言う・・・果たして、上苙はそれが「奇跡であった」と言う証明がなされたと、膨大なレポートを提出する。その彼に挑む様々な物達が言及するトリックの「可能性」は、果たしてそのレポートですべて否定されているのか???・・・・って感じですか。
謎を解くのではなく、謎は解けないと証明する探偵・・・新しい??そんな課程では、きっちりミステリィに仕上がらずグダグダになんじゃねえかと懸念したが・・・さすがにプロです。なるほど・・・キレッキレの名探偵(?)をきっちり描きます。エキセントリックな登場人物たちが巻き起こす、コメディパートとのバランスもナイス。このパターンで続編・・・もあるのかな?
面白かったです。
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