日本は木、韓国は土、中国は石の文化といわれるそうですね
韓国の土で思い浮かぶのは、身体にも良い“黄土”(ファンド)
百貨店の上階、家具・寝具売り場には、この黄土効果を利用した
枕、布団、ベットなどが普通に売られています。
歩き疲れ、見本の黄土ベット(要はオンドルのように暖かい)に腰を下ろし
どんなに楽チンな気分に浸ったことか ^^ヾ
横に座っていた韓国の女性は、ひどくお疲れか、吸い込まれそうに座っていました
でも、韓国の町並みや家々を眺めてみると、
“土”というより、“石文化”なのでは?と思ったりします
特に、韓国伝統家屋(韓家・ハンヤ)等に用いられる「瓦」はとても美しいのです
独特な屋根の形状がかもす優雅さを眺めていると
その計算しつくされた建築学?に圧倒されます。
その韓家に欠かせない「瓦」
ソウルを散策していると、その瓦を用い魅力的な造形美を残す昔ながらの塀や、
現代風にアレンジし、お店のインテリアの一部などに利用した「瓦」をよく見かけます。
瓦は百済から日本に伝えられたとされ、
どっしりとし、それでいて優雅で、可愛らしい図柄など、
“意匠”という点で、韓国の「瓦」にたいする意識は特別なように感じます。
慶州「仏国寺」で見た瓦 丸が男巴、スカート部分を滴水瓦というそう
男巴の図柄もいろいろで可愛い!
鬼瓦?の時計 弘大(ホンデ)の大学生の作品
三清閣の入り口に続く伝統的な塀が美しい
仁寺洞(インサドン)に近いブテックのハンガー掛けに!
釜山にあるマッコリバーの店内の壁に使わている瓦
鳥の羽のような形状の韓屋の屋根を造るのは難しそう!
こうしてみると、私って“瓦好き”だったのね~
我が家の瓦にはまったく興味ありませんが・・・^^ヾ
☆おまけ☆
最初の写真にある“滴水瓦”は高麗瓦、朝鮮瓦とも呼ばれ
姫路城、熊本城にも用いられているそうです