美韓 - HangMine -

韓国の趣をお話ししましょう

改めて“景福宮”

2014年08月10日 | 韓国旅

ソウルの中心で歴史を叫ぶ 「景福宮(キョンボックン)」


以前、訪れていたものの、素通りだったので、一度ゆっくりと歩きたかった場所

6月末の渡韓では、日本語無料ガイトに参加してみました!


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いきなり、キム・スヒョンさん登場です~(笑)

なぜか?は後ほど!


2010年8月改装を終えた「光化門(カンファムン)」に到着

門をくぐると、大都会とは思えない光景が広がります


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宮殿の後ろに見えているのが、北岳山

景福宮は、この北岳山を背景に、南向きに造営されていますが、

宮殿の造営にあたっては、紆余曲折のあった景福宮(キョンボックン)


ドラマにもある「鄭道伝(チョンドジョン)」を観た方は、

この紆余曲折が学べたのでは?


火曜日以外、ここで毎日行われている交代儀式も圧巻でした!


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中へ進み、勤政殿(即位式などが行われたところ)の手前では、

各方位を守る支神像達がお出迎え


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私が守っているのよ~は 南の朱雀さん


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東の青龍はひょうきんなお顔!

これらは“ヘテ”と呼ばれ、空想の動物、日本の狛犬みたいですね


さて、「勤政殿(クンジョンジョン)」に到着

で、先ほどのキム・スヒョンさん

今、放映中の「太陽を抱く月」の主人公


このドラマのテーマとも言える “太陽と月(王と王妃)” を表している

「日月五峰図」


王様がその前に鎮座してはじめて “1枚の絵” となる屏風のようなもので

劇中でも、再三登場する 「日月五峰図」を見ることができます


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太陽と月が天界、山と河の水地界、王様の人で “天地人”

宇宙を成す三種が描かれているそうです


勤政殿という名は 「勤勉であって初めて国民を統治できる」

と言った意味だそうで、ハングルも景福宮で生まれました

景福宮は広い~勤政殿の続きは、また次回!



☆おまけ☆

景福宮の造営には、南向きと東向きに異論があり

結局、鄭道伝(チョンドジョン)が主張した南向きとなったのですが、

当時、東向きを主張していた無学大師という仏僧は、

「そんなことをしたら200年後に民達が集団死する事件を起こる」と予言

事実、200年後1592年“文禄の役”が起きたのでした

改めて知る “景福宮” 心で感じるものは深く重い




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