いつもありがとうございます。ファイナンシャルプランナーはらっちです。
本日は、H29年1月からスタートしているセルフメディケーション税制についてです。
1年間の一定のスイッチOTC医薬品の購入費用が12,000円を超えるとき、その超える部分の金額について、その年分の所得から差し引くことができます(控除額の上限88,000円)。
これは、自己または生計を一にする配偶者や親族のために支払った医薬品代で、健康管理をしている人が適用を受けられます。
具体的には、特定健康診査(メタボ健診)予防接種・定期健康診断(事業主健診)・健康審査(医療保険者が行う人間ドック等)・がん検診などを受けている人です。
確定申告でセルフメディケーション税制の適用を受ける際、健康診断を受けたことの証明が必要になります。これらの証明のための結果通知書や領収書等の提出は省略できないので注意が必要です。
また、この制度は従来からの医療費控除との選択適用となり、併用はできません。
あとであわてないように今から準備しておくといいですね。
*スイッチOTC医薬品とは
医療用医薬品から一般用医薬品に転用された風邪薬、胃腸薬、鼻炎用内服薬、水虫・たむし用薬、肩こり・腰痛・関節痛の張り薬等です。H29年4月時点で1622品目が厚生労務省のホームページで公表されています。
具体的には、鎮痛剤のロキソニンSやバファリンEX,かぜ薬パブロンS、ルルアタックIB、胃腸薬のガスター10、湿布薬のサロンパスEXなどがあります。
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