連日、秋の晴天が続きますね。
運動のインストラクターをされている女性が来られました。
左の足首から足の甲がむくんでいて、左足が重く、体全体もなんだかスッキリしないそうです。
触診していくと、左の腰からおしり、股関節周囲が流れがよどんでいて、そこで体全体の流れを悪くしているようです。背筋から足の筋肉もかなり固くなっていたので、そこを柔らかくしながら、滞っているエネルギーを抜いて気の流れを整えていきました。
私「最近トレーニング量が増えたんですか?」
患「いえ、逆に少なくなって、特にうごかしたわけじゃないんです・・・」
私「じゃあ、なんでこんなに固くなったんだろう?」
患「考えることが多くって・・・」
彼女がおっしゃるには、新しいレッスンを持つのでずっと考え続けているとのこと。
頭でずっと考え続けていると、体は緊張状態になるんですね。
何か考えている、といってもたいていの場合は、今考えてもどうにもならない、同じことがグルグルと頭の中で回っていることがほとんどです。そしてグルグルと廻るたびに”思い”がチェーンのように鎖が繋がっていき、思い=重いエネルギーとなって肉体も重くなっていき、自分の弱い部分に蓄積されます。
施術後は
「からだが軽い!気分もスッキリしました!」
と軽やかに帰っていかれました。