しばらくあまり本を読まない期間が続きましたが久しぶりに「読んでみたい」という気が起こってかなり面白かった本
目覚よ!宇宙人。ワンダラーへのメッセージ 山本耕一 ヒカルランド 2012年8月
いかにも!という題名とその手のものが得意なヒカルランドの発行であるのでトンデモ本扱いされる方も多いと思うし、興味のない方はすぐにスルーしていただいたほうがいいです。
以前私のブログで取り上げた「宇宙船天空に満つる日」の続編とでもいう内容で、これからの地球における人類の在り方として重要なメッセージであると思います。
ワンダラーとは、宇宙の放浪者。別の星から魂で地球に転生し、地球人の肉体を着けて地球の変革期に「ある役割」を果たす人たちのこと。彼らの魂はもともと地球で発生したものではないので、今地球上で展開されている人類文明のあり方に「強い違和感」を覚えることが多い・・・私もそのひとり?・・・
以下本文より抜粋
いまの人類文明の様相・・・それは「あるべき世界」とはおよそかけはなれたものである。強者が弱者を支配し、地球上の全生命は人類に奉仕するためにあるかのように扱う。環境を破壊し、たがいに争い、殺し合い、その醜い闘争を「神の名」や「正義」をかかげて正当化しようとする。市場経済は利益のみを求めて狂奔し「科学技術」の美名のもとに「原子力」という恐怖の門まで開いてしまう・・・こういった「人類文明」のもたらす悲惨な結末はだれの目にもすでに明らかであるにもかかわらず、その道を、さらに破局へと突き進んでいこうとする人々・・・
本書は、こういった「人類文明」のあり方に「強い違和感」を覚える人たちのために書かれた。自分の、いまいる、この世界・・・それは「本当の世界」ではないのではないだろうか・・・どこかに「真実の世界」があるのではないだろうか・・・そういう思いを抱いてやまない人々のために、本書を世に問う。