さっぷいさっぷい外語学院(生徒:ゴタ、張るカイロさん)

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

3564番:ロックの娘(28)

2024-03-04 11:04:44 | 日記

 
ロックの娘(28)     
La petite Roque


—————————【28】——————————————
                       
  C'était  une  grande  maison  carrée   en  pierre
grise,  très  ancienne,   qui  avait  subi  des  sièges
autrefois,   et   terminée   par  une  tour   énorme,  
haute   de   vingt   mètres,   bâtie   dans   l'eau.
   

.——————————(訳)———————————————
                               
 それはとても古い家で、灰色の石造りで大きな四角い
家でした.非常に古くからの家で、昔、幾度か包囲され
たことがあった.邸宅の端は水中に建てられた高さ20
メートルの巨大な塔でその敷地が終わっている.


.——————————《語句》—————————————
        
carré(e):(形) 正方形の、四角い  
en:(前)【材料】~で出来た ;
en pierre:石造りの
gris(e):(形)グレーの、灰色の    
ancien(ne):(形) 古い、古くから存在する     
subi: < subir (他) (被害などを) 受ける、堪え忍ぶ 
siège:(m) (都市などの)包囲、
      faire le siège d'une ville / 都市を包囲する
      lever le siège / 包囲を解く
terminé(e) par ~ :~で終わっている(形、p.passé)    
haut(e) de vingt mètres:(形句) 高さが20 メートルの   
bâtie:(p. passé/f) 建てられた <batir (他) 建てる       

 

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3563番: レ・ミゼラブル(4)

2024-03-04 11:02:25 | 日記


レ・ミゼラブル(4)


————————————【4】————————————————
  
On contait de lui que son père, le réservant pour hériter de sa charge,  
l'avait marié de fort bonne heure, à dix-huit ou vingt ans,  suivant un
usage assez répandu dans les familles parlementaires.  

————————————(訳)—————————————————

彼に関しての風評では、父がその職を継がせようと用意をしていたと
いうことで、高等法院の家庭でかなり普及していた慣例に従い、彼を
まだ18歳か20歳ぐらいで結婚させたということだ.


———————————〘語句〙—————————————————

contait <conter (他) 語る、話す
      (お話、物語を)語る、
  Il nous a conté sa mésaventure. / 彼は私たちに自分の
  身に降りかかった不幸な出来事を話した.
    Ma grand-mère me contait souvent «Cendrillon » dans mon enfance.
    子供の頃、祖母はよく私に『シンデレラ姫』の物語をしてくれた
  ものです.
on contait = it was said that ~ = ~といううわさだった
réservant <réserver (他)[à に] (人のために) とっておく、用意しておく
   予約する、(運命などが)予定する
hériter (他) ❶相続する、 ❷受け継ぐ    
(自)❶[de を] 相続する  ❷hériter de qn (人の)遺産を受け継ぐ
   ❸[de を] 受け継ぐ
  Il a hérité une grande maison de son père.
    彼は父から大きな家を相続した. 
  Il a hérité d'une grande fortune. / 彼は大きな財産を相続した.    
charge (f) 役目、地位、職、仕事   
de bonne heure (人生で)早くから
fort (副) たいそう、おおいに、たいへん    
usage [ユザージュ] (m) 習慣、慣例 
    C'est le usage. / それが慣例だ.    
répandu(形、過去分詞)広まっている、普及した
  <répandre (他) 広める、普及させる、流布する
   répandre une idée nouvelle 新思想を広める 
parlementaire (形) 高等法院の

 

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3562番:椿姫(4)

2024-03-04 10:58:01 | 日記


椿姫(4)
アレクサンドル・デュマ・フィス


   【4】
Par une circonstance particulière,
seul je pouvais les écrire, car seul j'ai été le
confident des derniers détails sans lesquels il eût été
impossible de faire un récit intéressant et complet.

        訳
ある特別な状況に恵まれ、ただ私ひとりが
これを書くことが出来たわけだが、それはただ私ひとりが、
その詳細を打ち明けられたのであり、そうでなければ、
完全で、興味深い話をすることなど不可能であった。

 

       《語句》

circonstance  (スィルコンスタンス)(f)状況、事情
rapporter toutes les circonstance d'un événement  
事件の全ての状況を報告する
confident (e) 打ち明け話のできる相手 
récit (m)  お話、物語
complet.(éte) (形容詞) 完全な、 全部そろった
 
 
      ≪文法事項≫

本文3行目後半、sans lesquels ですが、  lesquels が
des derniers détails を受ける関係詞です。sans を
伴っているので、 「最後に聞いたいくつかのこの打ち明け話」が
なければ、という意味になります。


その打ち明け話がなければ、つまり、その話をきかされなかったら、
il eût été impossible de faire ~
~をすることは、不可能であっただろう

 eût été  は 接続法大過去です。   接
続法大過去は être もしくは avoir の
接続法半過去+過去分詞で構成されたもの。
ただし、ここでは、その「接続法大過去」が
「条件法過去第2形」として使われています。
一見、条件節が見当たりませんが、sans 以下が
条件節の代わりをしています。
条件節の代わりとは、
「もし私が打ち明け話を聞かされていなかったら」
という意味上の条件節(正しくは、節ではなく句)です。

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3561番:青いスカーフ(4)

2024-03-04 10:50:28 | 日記


Le Foulard bleu (4) 
(Madeleine Chapsal)
青いスカーフ          
マドレーヌ シャプサール


——————————【4】—————————————————
               
Puis elle pense qu'il y a quelque chose d'indécent à pho-
tographier une malade, et aussi que sa mère répétait :
≪Enregistre dans ton cœur ce qui t'émeut !  Tous ces gens
  qui mitraillent à qui mieux un paysage ou un événement,
  en réalité ne les voient pas ni ne les verront jamais.  ≫


.——————————(訳)—————————————————  
                 
それからソフィーは、病人の写真を撮ることに
何か、恥知らずなものがあることを感じた。と同時に
母がいつも言っていたことを思い出した。

 「あなたが感動するものを心に刻むのよ。景色を
  より多くカメラに収める人は結局、実際には
  それらを見ていないし、わかってもいない。 」


.——————————《語彙》—————————————————
               
indécent (形)下品な、みだらな、② 慎みのない
     無作法な、恥知らずな、 ③  度外れな
photographier (他)  (の)写真を撮る
enregistrer (他)録音する、吹き込む、録画する 
émeut(直説法3人称単数)<émouvoir  (他)感動させる ※
mitraillent < mitrailler (他)一斉射撃する、機銃掃射する
      (de を)雨あられと降らす        
             mitrailler qn de questions (人)を質問攻めにする 
verront  (3複、単純未来)<voir  わかる、理解する

※  émouvoir活用(直、現)
émeus         émouvon
émeus         émouvez
émeut         émeuvent

 

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3560番:青い自転車(4)

2024-03-04 10:46:56 | 日記


青い自転車 ④


               レジーヌ・デフォルジュ

              La Bicyclette bleue

                  Régine Deforges


                     【4】
Enfant, il passait à Bordeaux de longues heures sur le 
quai des Chartrons à regarder entrer et sortir les cargos.

  訳
子供のころは、彼はボルドーで長い時間シャルトロンの
桟橋にいて、貨物船が出入港するさまを見ていたものだった。
         

          ≪感想≫
enfan だけが、文頭に、ポツンと置かれています。
名詞なのに、主語でも目的語でもない。補語でもない。
一体、このさまよえる名詞は何なのか?

文脈から、「子供時代」という意味になっているというのは、
ほぼ間違いが、辞書にはない。
ナポレオンの辞書に「不可能」という言葉がないように、
私の辞書には、enfant の項目に、

   「enfant(副詞)子供時代に」

という項目がない。なければどうしよう?

書き足せばいいんじゃないかい?
ということで、書き足しました。それは
きょうから「ゴタぴょん仏和辞典」になりました。ぴょん。

 

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