さっぷいさっぷい外語学院(生徒:ゴタ、張るカイロさん)

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私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
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5592番:さすらいの青春(641)

2025-02-14 14:56:52 | 語学


さすらいの青春(641)
𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼


——————【641】——————————
  
  À  ce  moment  une  voix  inconnue  appela
du  grand  portail,  à  plusieurs  reprises,  dans
la  nuit.   Nous  devinâmes  que  c'était  Gana-
che,  le  bohémien  qui  n'osait  pas  ou  ne  
savait  comment  traverser  la  cour.   D'une  
voixc  pressante,  anxieuse,  il  appelait  tantôt
très  haut,  tantôt  presque  bas :    
  « Hou-ou !  Hou- ou ! 
  ——Dites !  Dites  vite ! »   cria  Meaulnes
au  jeune  bohémien  qui  avait  tressailli  et  
qui  rajustasit  ses  habits  pour  partir.

  
 ————————(訳)————————————

 このとき、聞きなれぬ声が正門のほうから、夜
の闇を縫って、何度も呼びかけるのだった.私た
ちは、当て推量で、それはあの放浪者のガナシュ
だと決めた.姿を見せる勇気がなかったか、ある
いは、中庭をどう通り抜けていいやら、わからな
かったのだろう.不安で切迫した声で、彼は何度
もその声を上げ下げして呼ぶのだった.
 「ウ、ウー! ウ、ウー!」
 「早く言ってくれよ!」モーヌはこの身震いして
服をきちんと正して、行こうとする若者に催促して
叫んだ.

 
———————⦅語句⦆———————————
    
sérieux, se:(形) まじめな
nature:(f) ❶自然、❷(人の)本性、❸(物の)性質、
   種類
nous séduisait:(直半過/3単) < séduir (他)
à ce moment:このとき  
une voix inconnue:聞きなれない声、謎の声
appela:(直単過/3単) 叫んだ;< appeler
appeler:(他) 呼ぶ、
du grand portail:正門のところから 
reprise:(f) 再び取ること、再開、反復
à plusieurs reprises:何度かくり返して
dans la nuit:夜の闇の中を
devinâmes:(直単過/1複) < deviner (他)
n'osait pas + 不定詞:~する度胸がない
ne savait comment traverser la cour:
   (直半過/3単) どうやって中庭を通過すれば
   いいのかがわからなかった.  
pressant, e:(形) 緊急の、さしせまった
anxieux, se:(形) 心配な、不安な、
appelait:(直半過/3単) < appeler  
tantôt...tantôt...:ある時は...またある時は...
très haut:とても高く、(大きく)
presque:(副) ほとんど
Dites vite !:(命令/2単) 早く言い給えよ.
cria:(直単過/3単) < crier (自) 叫ぶ、大声を出す
avait tressailli:(直、大過去) < tressaillir 
tressaillir:[トレサイール](自) ❶身震いする、おののく、
   ❷(うれしさに)わくわくする
rajustait:(直半過/3単) < rajuster () 
rajuster:(他)(服装などを) きちんと直す.
habit:(m) 衣服、服、(通例複数で用いる)
pour partir:行こうとして

 


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