おでかけ大好き

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メゾン・ド・ヒミコ

2013-08-27 09:04:50 | 映画
涼しくなりましたね~。

幸せなことです。


「メゾンドヒミコ」DVDで観たよ。

だんだん思い出したんだけど、

2006年?頃、御前崎?のcafeで映画の撮影をしたらしい、

とっても建物とロケーションがいいから、行ってみたいね。

なんて話をしてたっけ。

ちょいと調べてみると、どんぴしゃ。

もうすでにcafeは営業しておらず、売り物件になってるらしい。

雰囲気あったのに、惜しいなぁ。


田中 泯は、演技が上手いわけではなく、存在感がある。

やっぱりこの映画のキモは、オダギリ・ジョーでした。

見くびってましたよジョーの色気を。

あの細い腰、小ケツ、白いフリルなワイシャツ、憂い顔。

おかまの老いとか、家族を捨てオカマになった父を許せない娘とか、

キワものテーマのようでありながら、実は単純に恋愛モノでした。

人を好きと思うキモチは、理屈ではないのだ、正しいカタチにはならなくても。

しかし、哀しいだけでなく、最後のハッピーエンド風はよかったな。


最後までヒロインの女優が誰かわからず。←芸能オンチ。

メイクや服装で美人っぽくするのは難しくなさそうだけど、

逆に、モトは美人なハズなのに、不幸そうにしてブスに見せるなんて、

柴崎コウさん演技派なのねと見直したり。

「八重の桜」でストイックなお兄さんを演じる西島秀俊さんも、

女好き社長さん似合ってたなぁ。

役者さんって、本当にどんな役でもできるんだね!!


感動作というより、普通にドキドキしたり、切なくなったり、嬉しくなったり。

そんなわかりやすい映画でした。


今回、涼しかったので、デッキにリラックスチェアを引っ張り出し(新婚の頃の映画鑑賞用椅子)

梅酒ロックとともに映画鑑賞。

虫の音がBGM。

私は勝手に浸ってていいんだけど、これハタからみたら、

真っ暗な中、画面に照らし出される私の顔だけ浮かび上がって、

秋の夜長のホラーだよ。

さすがにパックはしてないけどな。