溶岩唐揚げ。
富士山の宝永山に行くつもりでした。
行きしなに、田貫湖でのワタシの忘れ物を取りに寄ったせいで、遅くなってしまいましたが、
富士山登山道の富士宮口を目指して富士山スカイラインを…。
自転車のロードレース開催のため、11時半まで閉鎖中とのこと。がびーん。
とりあえず富士山南にあると思しき、道の駅的施設で緊急会合。
世界遺産になったおかげで、いろんな施設ができてましたよー。
お土産物とレストラン。
英語と中国語表記が目立ちます。
溶岩唐揚げを食べて、ほうじ茶を飲みながら、
まあ今日はガスっぽいし、午後から登るのもなんなんで、宝永山は日を改めて…ということに。
晴れてれば目前にこんな感じに見えるハズが。
こんなんですから。雲は動いてはいるんですが、稜線はちっとも見えません。
車で富士山の東側をぐるりと巡って、山梨側、忍野八海に行くことにしました。
ワタシは20年近くぶり。晴れさんは初めてだそうです。
今回も運転はTちゃん。笑える?失敗談の提供もありました。愉快なお友だちの話も。
ハイキングクラブが固定メンバーになりつつあります。宝永山リベンジにはみんなで来たいね。
忍野八海の駐車場は、どこも無人300円のよう。
昔のイメージは、静かで美しい湖沼群と茅葺屋根の農村でしたが、中国人観光客ターゲットになってました。
池の美しさは変わらないのですが、人が多い!
観光地だから、お客さんが集まるのは仕方ないんですが。
お土産物屋に入らないと、湧き水のところに行けないようになっていて、お土産物屋はまるで、台湾の路地みたいな喧騒。
晴れTコンビと、写真を撮るワタシ。
お金や落とし物をしないようにしましょうね。
建物も素敵なんですけどね。
8つの池があることになってるんですが、底抜池(多分)は有料で、垣根でグルリしてあり、資料館に入館しないと入れないようになってたので、パス!
さすがに流れる川はとてもキレイです。護岸整備されてない、土の土手をみるだけで、心が洗われますよね。
ここ、キレイでしたよ。まるで水がないみたいな透明感。写真ではわかりにくいですが、ぐるりと丸く青いところは岩場?で深く、その周りは砂地で浅く水が溜まってます。
これは見上げた空。木々もこの池をぐるりと取り囲んで、丸く空が空いてます。
魚が泳いでいると波紋が広がり、その影が水底に動くので、奥行きが感じられるのですが、水が透明でまるで浮かんでいるようです。
場の神聖さに言葉を失います。大勢が取り囲んでいたとしても、自然言葉少なに、小声になるのはこの神秘的な空気を乱したくないから。
でも外国の方は、食べながら大声でワイワイとやってきて、興が削がれます。
強い意志はなくても、自然の美しさ、ありがたさに、言葉を慎み、頭を低くし、手を合わせるのが、穏やかな自然の恵みに感謝する、日本人共通の信仰なのかも。
外国の方も、その雰囲気に謙虚に耳を澄ませたほうが、感じるものも豊かになるのになぁ。もったいない。
浅間神社っていろんなとこにあるのね。
わぁ、面白い。屋根裏部屋?イギリスのコッツウォルズ地方みたい。
こちらまでくると、喧騒を離れて静かな雰囲気。
トイレも贅沢に茅葺き!!中も新しく綺麗でした。
トイレもある広場に茅葺き四阿を見つけたので、富士山の上で食べる予定だったコンビニおにぎりをぱっくんぱっくん。
四阿も新しい茅葺屋根。すごい!!贅沢!!
Tちゃんがコーヒーを持ってきてくれて至福のカフェタイム。
本来ならここから、どこかの方向に富士山が見えるんですねぇ。四阿の中に写真が飾ってありました。
立派な農家。
喫茶店もあちこちに。
なにも写ってませんが。
山梨名物の果物もたくさん売ってましたが、中国語表記なのでなんだか。
もちろん、日本人観光客もたくさんいたのですが、海外パワーに圧倒されてましたね。USJもそうでした。
今後こういう風景が増えていくのかしら。フクザツ。