今日は午前中からすでに日差しが強い!
空と緑のコントラストがはっきり。
光が強い日は、日影も濃いのですね。
浜松まで美術遠征にきました。
慣れないお街、散々駐車場を探してぐるぐるした挙げ句、やっと市役所駐車場に。
そして浜松城に向かっての緑の坂を登って到着。
女流日本画画家の魁、上村松園です。
リニューアル1年記念?というけど、ほんとに?と思うほど、外観内装とも昭和っぽ…いや敢えてなのかな💦
浜松市美術館と登呂遺跡博物館って雰囲気が似てるんだよなー。建設された年代かなぁ。
上村松園さん、美人画の大家として有名ですが、女性のお顔はふっくらで美人というより愛くるしい。
腰や首のひねりの効いた立ち姿、手先を上に向け袖がめくれた腕や、着物を掴む指先など所作が美人。
無垢な顔立ちに、大人の色香、このアンバランスがいいんじゃないかしら。
ギャップ萌え〜ってヤツ。
明治生まれの上村松園さん、ご自身も着物を着て制作中の写真がありました。
日常的に着物実用世代だからこその、着物の柄の合わせや庶民のゆるりとした帯の形、身体の線に沿う布地。
同行のともかあさんは、絵を描くひとだけあって、やっぱり目の付け所が違う〜。
掛け軸の風帯(掛け軸の上からぶら下がる2本の紐、もともと絵を汚すツバメを追い払う目的とか。風雅よのぉ)と、
作品を囲う上枠部分である(上一文字)と下枠部分の(下一文字)が同じ絵柄。花柄の刺繍などで、可愛いとのこと。
なるほど、表装の地も、女性的な柄でステキでした。
後半は、上村松園を礎に、世に出てきた秋野不矩や小倉遊亀など女性作家の作品展もりました。
なかなか豪華で見応えのある作品たちでした。
本皮手帳(手の甲)にメモったので、会場外に置いた日傘を忘れませんでした。えっへん。???
悪人の心をも美しくするような作品を描きたいとのこと。小物や髪型などのスケッチや下絵などを見ると、美は、才能以上に日々の努力だなぁと。
技巧を凝らしてなお、清々した作品を拝見して、心がきれいになりました。ついでにお腹もクリーンに。
帰りは浜松城に寄りました。無料ゾーンまでだけど。
石垣が雑な石組みでびっくり!
野面積みとか言うそうですね。
お城🏯を背景に着物の撮影をしていましたよ!タウン誌かしら。
さて次はランチヘゴー!