
当代随一の東村アキコ×林真理子とくれば、面白くないわけないか。
原作者がいるとは思えないほど、東村さん違和感ない。勢いあります。
超中年の星!とでもいうべきハルコさんとワタシは同年代なんだけど、持ってるものも、生き方も違う。
こういう風に生きられたら、無敵!小気味よい、カッコイイな〜と憧れるわぁ。
実際に身近にいたら、厄介なのかしら?でもきっと煙たがられても、ハルコさんなら気にしない。そしてハルコさんの周りに人が集まりそう。
美味しいモノで釣って、味方につけたい。
最近は他にも東村さんばかり読みましたよ。
「タラレバ・リターンズ」も定番の面白さ。
成功してもしなくても、「仕事を一生懸命やってる女はカッコいい!」「そういう人がモテる!」ってのが、東村さんの実体験に基づく信念なんでしょうね。
昔は「仕事ができる」は男の理想像だったけど、そんな男探すよりは女がなっちゃえ。そのうえ現代は女のほうが、色々できてマルチプル。
でも実際は仕事しつつもプライベートを充実させられるのは、ハイパーかつ、もともと魅力的な人たちで、普通な人々は仕事に搾取されてヨレヨレになっちゃうんだよな。
別味な「美食探偵 明智五郎」
東村さんの大好きな昭和王道少女マンガの作風っぽい「ガラスの仮面」や「王家の紋章」を思い出しました。あの頃はメッチャ夢中になったなぁ(遠い目)
ギャグは一貫しつつ、ミステリーホラーもできるんだなー。オールマイティだなぁ。
未読だけど「雪花の虎」では時代劇も描いてるし、なんでも描けるのね。ハイパーミディ(より若いけど)なのは東村さんだよ。
でも漫画家ってスゴイよね。
よしながふみさんも「大奥」描きながら、「きのう何たべた?」だよ。「アンティーク西洋骨董洋菓子店」だよ。
イケメン好きってのは一貫してるのか。
趣味や興味をとことんやりつつ、それを糧に仕事に昇華する能力がある人が輝いてるのよね。
それはわかる。できないケド。
体力がないからと思ってたけど、新しいモノを楽しむ貪欲さというか、気力がないのよね。いや、興味がわかない。
情報を更新せず、考え方や生き方を模索しない。
時代に合わなくなると自分の立ち位置はそのまま「今どきの若いモンは」とか「昔はよかった」と他人を下に見てクレーム。
それが老化!老害と肝に命じなくては。