おでかけ大好き

お金のかからないおでかけ&ささやかな幸せ&読書など。毎日楽しいことばかりだといいのにな。

読書する。

2021-06-19 22:16:00 | 本に暮らす
最近、全く読書せず、荒廃する言語野に危機感を覚え、2021年の本屋大賞ノミネートを中心に予約してみました。

本屋大賞は旬でエンタメな読みやすい作品が多いので、読書リハビリに最適です。

「自転しながら公転する」

タイトルに惹かれます。
最近というほど網羅してませんが、文芸誌に載せた文章の前後に加筆して、雰囲気や構成を複雑にするのが流行りですかね。

作品も本編は恋愛小説。エピローグとプロローグのおかげでミステリー!?になって面白いです。

若い頃は苦手だった、山本文緒さんのようなガチ恋愛小説が、今の自分から遠いせいか新鮮に感じる。貫一、いい男だよ。一緒になるには苦労だけど。



これ期待度が高かったんですけどね。
苦手なファンタジーだったので、本当に読むのに時間がかかりました。
想像力(お話に入り込む力)集中力?が足りなかった。

なにより、本に囲まれた環境にありながら読書が嫌いな主人公の気持ちがわかったような気がしました。読書嫌いになる呪いかもしれん。



NEWSの加藤シゲアキくんは初読みです。さらりと読めましたよ。

高校生専用の出会い系アプリ「オルタネート」を巡る青春群像。イケてる高校男子カップルがでてきたり、イマドキだなと。

自分に合う相手を探したり、表現したり、発信したり、そんな自分をアピールしたり、今のコたちは大変そうです💦



やっと読書脳!?が戻ってきたので、ちょっとハードルをあげて吉田修一さん!

「悪人」「さよなら渓谷」のように普通の人が一線を超えるときの揺れを映像のように(映画化される作品が多いのも頷ける)リアルにみせたかと思えば、いきなり突飛な妄想に展開したりして、安易に理解した気になるのを赦さない。

タイトルから「越える」展開を予想していましたが、最後の章でぶっ飛びでした。そら恐ろし過ぎる未来をたっぷりぶちまけておいて、最後に少しだけ希望をみせる。その振り幅に崩れ落ちますorz
大変評価が分かれるでしょうね。これぞ読書の醍醐味。

2021年の本屋大賞ノミネート作品とその結果です。

この中の6冊を読みましたが、どれも読みやすかった(「この本を盗むものは」以外💦)です。










図書ボランティア

2021-06-19 14:37:57 | 図書ボランティア
図書室の掲示は4ヶ月ぶりくらいでしょうか。季節を先取りのハズが、卒業入学を祝う春からやっと夏になりました。



ひまわりに囲まれた金次郎くんが虫採りをしています。

最近は男児だけでなく男性も虫嫌いが多いですね。色々理由はありそうですが、ジェンダレスが進み「虫退治をするのは男」という概念がなくなり、「嫌いなものは我慢してしなくてもよい」からかしら。「女が料理や裁縫が得意なわけではない」というのと同じではあるけど…。

Gがでるとムスコがワタシの後ろに隠れるのは、なんだか腹立たしく「男ならバシっと殺らんかい!」と思うのは旧世代なんですね。

あ、話逸れた。



もはや戦中のような、結果を知りつつも後戻りできない決死の覚悟で臨むオリンピックの象徴、地球に万国旗。

ペンギンさんはスイカ🍉、シロクマくんはパンダ🐼を真似て笹をくわえてますよ。



七夕飾りと天の川には織姫様と彦星様。
朝顔に夏野菜。

新しい司書の先生の指示で、書架の掃除などをお手伝いしました。

読み聞かせは6年生。
ユダヤ民話の「ありがたいこってす」を選びました。

皮肉が効いていて大人が読んでもナルホドと感じ入りますよ。



夏野菜といえば森町のトウモロコシ、甘々娘を頂きました。
わざわざ森町まで買いにいく熱意もなく
、頂きモノで満足です。



さすが、朝採り。生で食べても瑞々しく甘い。両端を切って、皮ごとレンチン。
これが一番簡単で美味しい。

最近、続けて読書しているので、また報告したいです。