こだわりメモ帳

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・ 一日めぐり 11月の巻

2005年11月01日 | ◆ お歩きさん
 毎月初日は「一日(ついたち)めぐり」。

お仲間集まり、世話役さんを先頭にあちこち歩き回る。
今月は滋賀・瀬田の唐橋~建部神社~石山寺へ。絶好の秋日和の下、約5Kmのお歩きさんでした。


俵 藤太(たわらのとうた)の百足退治

京阪・唐橋駅からスタートする。まずは壮大稀有な伝説の瀬田の唐橋 雲住寺へ。
姿美しい近江富士・三上山をねぐらにする百足(ムカデ)は、この山を7巻半もする大百足。
退治を頼まれた、かの俵藤太は南無八幡大菩薩とこの唐橋から矢を射って見事命中させた。
瀬田の唐橋からこの日は近江富士は見えなかったが、地図で見ると距離にして10数キロ。
見える日はあるのかしら。




石の上に建つ石山寺

 石山寺は、石の山に建つから石山寺。
寺のあるこの付近は、石だらけで地下50mまで粘板岩、その先更に50mは花崗岩が続くそう。
お寺の地下の100mもが石だらけ、つまり地震にはめっぽう強いと言えるのか。
奈良の大仏鋳造に縁のある良辨僧正の開基によるこのお寺は、建てる時にそういう事を見抜いていたか。




石山寺は紅葉の名所。この日はまだ早く一部が色ずくのみ。奇岩は硅灰石(天然記念物)




紫式部は源氏物語をこの石山寺に籠もって書いた。




この傍には神木の千年杉も。




桧皮葺が苔むして。




お寺の傍の池に早やツワブキが咲いていた。




石山寺の下を琵琶湖から唯一流れ出た瀬田川が流れる。
この川は、下って三川合流の後、淀川となり大阪を潤す。
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