提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
12月18日に打ち上げられた「きく8号」は、まだ最終的な静止軌道に乗っていない。
今回の目玉は、テニスコートほどの世界一サイズの宇宙アンテナを広げ、
地上の携帯型通信機との間で交信テストをすることにある。
発表によれば、受信アンテナは開いたが、対象位置にある送信アンテナの展開でトラブったようである。
衛星の状態は正常とあるから、今夜の作業の成功を祈ろう。
打ち上げの動画は、運搬・組み立て・発射を07:48に編集されここで見れる。
追記 2006-12-27 20.38
「26日18:56から送信アンテナの展開を開始し、同日衛星からのテレメトリデータおよび
搭載カメラの画像により、2つの大型展開アンテナの展開が完了しました。」
と、27日JAXAより発表された。