こだわりメモ帳

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・ キネ旬ベストテン

2007年01月11日 | ◆ メモ

傾き梟


 2006年度キネマ旬報ベストテンが決まった。
アカデミー賞が選考される前に、この時期いつも発表するキネ旬のガンバリが永遠たる事を望む。
閑話休題、それはさておき
「武士の一分」は気分のいい、気持ちがさわやかになるいい映画でした。
泣かされる場面がいくつかあったが、ラストシーンこそハイライトで
ここで本当に泣かされた。
監督山田洋次は、ごく最近まで新聞紙上に自叙伝を書いていて、
キムタクのことも、男が惚れ込むいい役者だと記していたが、
TVで歌っている時の姿と全く違う姿顔を、映画の中で見せるこの役者を見ていて、
監督が言ってられた気持ちがわかるような気分で帰路についた事を思い出す。
この映画は日本文化のよさを大きく示す素晴らしい映画だと感じた。

日 本 映 画
タイトル監 督
1 フラガール李相日
2 ゆれる西川美和
3 雪に願うこと根岸吉太郎
4 紙屋悦子の青春黒木和雄
5 武士の一分山田洋次
6 嫌われ松子の一生中島哲也
7 博士の愛した数式小泉堯史
8 明日の記憶堤幸彦
9 かもめ食堂荻上直子
10 カミュなんて知らない柳町光男
外 国 映 画
タイトル監 督
1 父親たちの星条旗 (米)クリント・イーストウッド
2 硫黄島からの手紙 (米)クリント・イーストウッド
3 グエムル 漢江の怪物 (韓国)ポン・ジュノ
4 ブロークバック・マウンテン (米)アン・リー
5 麦の穂をゆらす風 (英・スペイン・仏・他)ケン・ローチ
6 太陽 (露・伊・仏)アレクサンドル・ソクーロフ
7 カポーティ (米)ベネット・ミラー
8 グッドナイト&グッドラック (米)ジョージ・クルーニー
9 クラッシュ (米)ポール・ハギス
10 マッチポイント (英)ウディ・アレン


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