
他人・ひとの気持ちを的確に理解できる人を人間通という・・・・・谷沢永一
ひとは何を欲しているか、それは世に理解されることであり認められることである。
ひとくちに物を考えるとはいっても・・・(小略)・・・思案するのに唯一の媒体である語彙を豊かにするしかない。
ある種の作家を感受性が鋭いと讃えるが、要は今までの表現様式にない新鮮な語法を提示したという意味。
リーダーは特技の人の必要はなく器量も凡人でよい、世に尽くす誠意と熱情があれば十分である。
我が国びとが、猛然と腹を立てる情景はなにか。それを私はまだ聞いていない、と怒り出す場面である。
人間の値打ちを定める決め手は評判である。人間の歴史は評判の積み重ねである。・・・・・谷沢永一・人間通より
pensionate・年金生活者となってからは、ハウツウ本、人生本等を読まなくなったが、
推薦本として新聞読書欄に出ていたこの分野の本を久しぶりに読み感心した。
1本は、せいぜい原稿用紙一枚半の人生本に読みふける。
2007-10-09 08:06:48 記事を書換え再掲