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梶無神社の梟 2009
鈴木さん(57)は、「露出の極意」でスポット測光を推奨してる方。 微妙な色表現をカメラまかせでなく、自分で決めることを数年前からアッピールしている。 氏のこれまでのテーマは、尾瀬、裏磐梯、小国、そして今回の櫻(はじめて全国を対象にした)。 珍しく大阪でお話が聴ける機会がきて、『櫻乃聲』の2時間のトークはあっという間であった。 この脱サラ写真家は本当に写真が好き、がお話の端々ににじんでいて共感する。 ・ 写真の「多様性と変化を追及する」では、主題、ポジション、レンズワーク、露出、焦点深度、 シャター速度、フィルム種類(デジタルでは各種設定)をつねに考える。 ・ 被写体の声を聴く。美の声、歴史の声、生命の声、環境の声を聴き共鳴する。 これらはその共感であり大事なこと。感動して撮る、共鳴して撮るが氏のバックボーンでもある。 この日、驚いたことがある。 和田山の竹田城址を地元で撮っているいかるがさんが来られていると、鈴木さんのトークの中で聞く。 秋の予定をたてるに際し、電話をお掛けしたお礼と新しい情報をお聞きする。 それにしても、 叉兵衛桜で素晴らしい「浅き夢みし」をつくったMTEのkwzeさんは熱心、この日も聴講に来ていた。 |