![]() |
感銘をうける写真展だった。 作品は、富士山上に長期滞在し雲平線を撮り続けた稀有な題材である。 会場で作者に聞けた話に感銘をうけたが、 作品だけでは分からない部分に感銘はあった。それは、 このきれいな雲の下には色々な街の生活があると気づき、大きな俯瞰の気分が生まれた。 つぎは、山を降り都内にいるときも山の上にいたときの気分が生まれた。 それは、街の生活をしていてふと雲を見上げると、 山の上にいて、下の街の生活が脳裏をよぎる、ということで、 街にいながら、上にいたとき沸いた下の生活のイメージが見える。 これは不思議な感覚です、と言う。 体験したことがない状況に、頭をめぐらせられなく想像がつかない。 きれいな雲海の写真から見えることは、汚い世界のことは決して現れづ きっと、いいイメージの世界が広がっているのだろう。 心斎橋アセンス写真展 |