こだわりメモ帳

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・ 富士山

2011年07月23日 | ◆ 写真ノート


『富 士』 ・ 大山行男


 富士山を撮りたい。
撮影計画を作るごとに思いはつのる。
大山行男(1952-)の写真集「富士」を久しぶりにじっくり見る。
24歳頃から富士の魅力に惹かれて撮り続ける写真家はやはりすごい。
代表作となる49歳のときの写真集。巻末に載る手記から・・・
    カメラを構えて富士をとらえていると思ったら大間違いで、
    自分自身の内面を富士の姿を借りて写真に写しているにすぎない。
    富士は感性と無垢な魂を養うことも要求させられる山である。

これは、"富士から学んだこと"の中で、数多の富士との体験を記した後半で語られているが、
一つことに突き抜けた人のみが語れる大きな言葉だと感じて読んだ。
大山行男写真展・・・下方のプロフィル内で「富士フイルム ウェブ写真美術館・大山行男」にリンクし写真が見れる。

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