こだわりメモ帳

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・ 夏によむ

2011年08月14日 | ◆ こんな本


asahi.comより


  夏にはいる前、ある週刊誌でこの作家を知る。
自分を偽らず、正直に生きていることがすぐ判る記事であった。
それからすぐこの作家の予約をいれて読みはじめた。
最初が「乳房」、女優夏目雅子が若くして死んだことは知っていたが、
旦那が作家であることはあとで知った。
これを読むと、どれだけ惚れていたかよくわかり、物書きの悲しさを知る。
その後、今年のヒット作という「いねむり先生」を読むことになる。
この小説の主人公は知ってはいたが、わき道の小説家とひとりゴチていた。
ナルコレスピーとは不思議な病気をもち、考えられない症状であることが
私小説風のこのヒット作によく描かれている。
その後、病気の主人公が書く「引越し貧乏」を読むと、つれ合いとの生活が垣間見れ、
次の興味は、嫁はどんな女であったかにつづく。
知らなかったが、嫁もだんなを送ったあと、私小説を書いている。
このいとこ同士は、籍を同じにしてないがいい連れ合いであった。
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