金曜日は司馬ボランティアの日。 展示フロアB1Fの椅子にすわる。 椅子のうしろに翻訳本が並び10ヶ国語の本が見れる。出版数は、 英 9、仏 3、露 2、韓 16、簡体 10、繁体 13、モンゴル 5、独・スペイン・インドネシア各 1 。 記念館ではいつも、なにかの発見があるが 一番多く訳されているのは何かを見たとき、これに驚いた。 竜馬がゆくとか空海がならぶ中、気がつくと「最後の将軍」が一番多い。 韓国、中国(簡体)を除いたあと、すべての国々で出版されている。 わが国が発展成熟した江戸期の崩壊とその後の革命の時代が、 魅力的、興味的に見られているのか、国情がよく滲んでいるのか。 これの英語版など再版までされている。 また、繁体字(台湾)の翻訳本が多いが、「項羽と劉邦」「台湾紀行」「幕末」の3編は、 年を経た再販が行われていて、よく読まれていることを伺わせる。 「最後の将軍」 |