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今日の言葉から「問題は解決されるためにある」From Sankeiweb

2007年07月24日 21時46分10秒 | 徒然なるままに
写真:大船植物園・2007年ヤマアジサイ展より「山アジサイ・峰の雪」

サンケイのウエブの「今日の言葉」に面白い記事が載っていました。「問題は解決されるためにある」・・・実は、この言葉、会社の我がセクションで仕事をして行く上で、脈々と受け継がれている言葉でもあります。この言葉は、日本興業銀行(現みずほ)の頭取だった中山素平氏の言葉だったんですね。 初めて知りました。あっ!我社は、興銀系とは全く関係ありません。

問題が発生するとその原因となるものが必ずあります。でも、問題って、複雑化して初めて目の前に現れることが多いのですよね。その問題を解決するには、その起きる過程を知る必要があります。複雑なほど、絡み合った紐を、確実に一つ一つひも解いていけば、必ず大元にたどり着けます。

この紐解きの際に起きる「お手上げ状態」・・・その時にこの言葉が家訓(いや課訓かな)のように甦ります。「どんなに小さな、また、大きな問題でも、問題は解決されるためにあるのだ」と・・・困難な事にぶつかると上司から言われ続け、気がつくと自分もスタッフに伝えている言葉・・・脈々と受け継がれているようです。

やはり、問題を解決するのは、その原因から発生までの「Life of Trades」を知る必要があります。そして、発生のメカニズムを分析し、リスクのレベルを計って、重要性を分類して、仕事の優先順位を決め、改善案を作成し、対応する事になります。Problem Skillを身につけると、複雑で困難な問題ほど分析(紐解き)が楽しくなるのは、職業病でしょうか・・・(爆)

中山素平氏は、「財界の鞍馬天狗」と言われており、 日本経済で問題が起こると、すぐに駆けつけ、 さっと解決しては去っていく無私の人生を送り、小説にも登場した伝説的な人物です。有名なところでは、海運再編成・日産プリンスの合併・証券恐慌の際の日銀特融問題・新日鉄の合併等で登場しています。ポリシーは「徹底的」に行うということ。このあたりは有名ですね。

本に登場:. 城山三郎『運を天に任すなんて』新潮文庫や高杉良『小説 日本興業銀行』講談社文庫なんかが有名でしょうか。

Wikipediaより
中山素平
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%B1%B1%E7%B4%A0%E5%B9%B3

天気:晴れ
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ウォーキング:16001歩 / 消費カロリー:484.50Kcal
歩行距離:約10.40km