2日目(2022/6/20)の朝食。
バイキングではなく、御膳形式の和食でした。ここは、年配の利用者が多く、バイキングは不向きのようです。
「われわれは若手だったね」
部屋に帰り窓を開けると、すがすがしい朝風が吹き込んできました。
への次郎 「あっちの方向が松本市街だね」
奥さん 「今日も暑くなるのかしら」
このあと朝ぶろをいただき、もうすぐホタルが飛び始める浅間温泉を後にしました。
松本の中心部に近づくと、前方に銀輪部隊!
信州大学の学生さんたちでした。
さらに進むと、松本城。近くにコンビニがあり、ちょっと止めさせてもらって近づくと、
奥さん 「さすが国宝! 風格あるわ」
への次郎 「白壁に黒漆、品格を感じる」
堀に沿って周囲を歩くだけなら、無料でした。
お城から出て来ました。
この先に、趣のある二つの通りがあります。
女鳥羽(めとば)川を挟んで、北側になわ手通り(赤線)、南側に中町通り(青線)です。そこをめざして車を進めました。
●なわ手通り
駐車場に愛車を止めたあと、「なわ手通り」の入口にやって来ました。
奥さん 「えっ!? このオブジェ、ちょっと…」
への次郎 「東京芸大が寄贈したんだって」
通りを東に歩いて行くと、ちょろちょろと水が流れ落ちていました。
「若返りの水」というプレートを見た奥さん、走り寄って手のひらに水を受けてごっくん。
「おいおい、水質は大丈夫?」
のどを潤したあと、向かいを見ると神社。
四柱(よはしら)神社といい、明治初頭の創建です。長野県最強のパワースポットとか。さっそく両手を合わせました。
四柱神社の先を見ると、長屋風のお店はどこも閉まっていました。
ちょっと来るのが早すぎましたようですね。
この通り、江戸時代はお城の濠と女鳥羽川の間にあった細長い土手でした。その「縄のように長い土手」から、「繩手(なわて)」という地名が生まれました。
その先に行くと、また神社。
「蛙大明神だって」
この通りの横を流れている女鳥羽川に昔、カジカガエルが生息していたそうです。それにちなんでこの通りには、カエルのキャラクターがたくさんあるんですね。
その先のお店の軒下、
「えっ!? カエルじゃなく、シャケ?」
通りを抜けると、マスクをしたカエル像がありました。
女鳥羽川に架かったこの橋を渡って、向かいの車両進入禁止の標識のところを通り抜けると、「中町通り」です。このあと、そちらに行ってみました。
つづく