安曇野から走ること30分。松本市の北東に位置する浅間温泉にやって来ました。
この温泉、「信州松本の奥座敷」といわれているそうですよ。上高地や松本城にも近く、ホテルなど30軒近くの温泉宿があります。
●あるぷす
温泉街を散策する前に、まずは腹ごしらえ。
ということでやって来たのは、浅間温泉街にあるこちら、あるぷすです。
ここは、さすらい署長風間昭平(北大路欣也)が松本中央署に赴任したあと、部下の女性刑事とそばを食べに来た店です。
署長たちはここで、水そばを注文しました。
刑事 「そば本来の味が分かるのがこの水そば、と父が言っていました」
署長 「うん! 確かに。イヤ、いける。イヤイヤ、いけますね~」
署長たちと同じものを注文し、同じセリフを言おうと、店先のメニューを確認したら…、
「なぬ!? 水そばが、ない!!」
十割も売り切れていました。仕方なく、まぼろしの奈川産地粉を使った二八と、佐久平産そば粉を使った二八、さらに野菜天ぷらを注文しました。
出てきました野菜天ぷら(660円)
への次郎の奈川産地粉そば(1230円)
「まぼろしの奈川産か、久しぶりだなぁ」
奥さんの佐久平産そば(1030円)
「そばの切り方、きれい! 芸術的」
味よし、見た目よし。ただ残念なのは、署長のセリフが言えなかったこと、でした。
●浅間温泉街の散策
腹を満たしたあと、地図を片手に温泉街を散策しました。
こちらは、日帰り入浴施設のホットプラザ浅間です。
ここでは、温泉街の情報収集もできますよ。
ここは、蔵の通り。趣がありました。
このあたりを通って、松本藩のお殿様が温泉に行ったようですよ。
ここは2008年、さすらい署長のロケ隊が18日間宿泊した梅の湯です。
この高い、塔のような建物が特徴的でした。
「北大路欣也さんも来たんだよね、きっと」
ここは、ゆけむり公園。ただこのあたり、湯けむりが上がている訳ではありません。
かつて松本駅から伸びていた路面電車の終着駅が、この公園にあったそうです。
こちらは、松本藩のお殿様が使っていた湯殿枇杷(びわ)の湯です。坂道を上って行くと、
大きなサルスベリの木が長屋門のような建物にかかっていました。ここは現在、日帰り入浴施設になっています。
この日、松本は30度超えの真夏の暑さ。散策はここで打ち切り、ホテルに向かいました。
●みやま荘
この日の宿泊場所は、ここ。
「丸みを帯びたホテルだね」
チェックインをしたあと、さっそく温泉に。
「群馬の小野上温泉以来、3年ぶりの温泉だな」
入ってみると、誰もいませんでした。おかげで30分程度、天然温泉を独占、満喫しました。泉質は、少し硫黄のにおいがしていて、体に流すと、ぬるっとしていました。
温泉から出てきたら、お楽しみの夕食。
一品一品出てきたので、とても載せられません。HPの映像を代用しました。
実際には少し違いますが、食材を少し落としていましたね。最近の物価高騰に対応したものでしょう。これは仕方ないとしても、ほとんどの料理が冷たかったのは、工夫がほしかったですね。
美味しいものを食べ、ゆったり温泉につかり、いい一日でした。
つづく