への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

2泊3日の山形夏旅 紅花資料館

2024年07月26日 | 旅行

寒河江の慈恩寺から、河北町に戻って来ました。

 

今回の旅の目的は紅花。この町の紅花資料館紅花畑があります。もう花は、終わっていると思いますが、折角だから旅の最後に寄ってみました。

 

資料館に着きました。

駐車場の向かい、立派な塀に立派な門をもったお屋敷がありました。

 

ここは江戸時代、紅花商で財を築いた堀米(ほりごめ)の屋敷です。現在、町に寄贈された屋敷跡が資料館として公開されています。

 

立派な番所付長屋門をくぐると、

左手前に武者蔵がありました。

 

江戸末期の混乱期、堀米家は農兵167名を組織、武器を与えて地域の治安に尽力しました。そのとき武具をこの蔵に納めていました。

 

武者蔵から出てくると、手前の木の後ろに建物が見えました。

 

入ってみると、玄関に紅花のドライフラワーが飾ってあって、

その奥では蔵の中に部屋が造られていました。ここは座敷蔵といって、客室として使われていたそうです。

 

座敷蔵から出てきて、奥に進むと、

幕府から発給された御朱印状を納めた御朱印蔵がありました。

 

さらに奥に進むと、右奥に紅の館があって、その後ろに回ってみると、

奥さん  「あっ!

への次郎 「やっぱり!

紅花畑がありましたが、花は付いていませんでした。予想されたことでしたが、落胆。

 

紅花畑の奥のハス池を見たら、ハスの蕾。

次の花の主役が待ち構えていました。

 

3000坪以上の広大な屋敷跡、これ以上足を踏み入れることなく、

ここで駐車場に引き返すことにしました。

 

奥さん  「白鷹町まで行ってよかったね

への次郎 「ほんと。見られたからね、紅花

 

 

紅花資料館に別れを告げ、少し走って山形空港に戻って来ました。

レンタカーを返し、搭乗手続きと保安検査を済ませ、展望デッキに出ました。

 

奥さん  「向かいの山、高いね~

への次郎 「奥羽山脈だ。山の向うは宮城県

奥さん  「金色の飛行機、来ないね

への次郎 「もしかして、あれっ!?

 

急いで降りて行ったら、帰りはあの緑色の飛行機でした。なんとか間に合いました。

 

 

梅雨末期で天候が心配されましたが、曇り空で何とか持ちこたえました。念願の紅花を見ることができたし、山形県内の各地で歴史的建造物等を見学し、郷土料理もいただけました。2泊3日の山形夏旅、大変満足しました。