愛知県豊田市小原。
この時期、ここでは四季桜と紅葉を一度に見ることができるんですよね。ネットで検索したら、今年は「四季桜まつり」をやっていました。で、3年ぶりの訪問です(2021/11/26)。
小原では、昭和50年代に四季桜が地区の木に制定されてから植樹が増え、今では地区内で1万株を超えるそうです。ここの四季桜は、春も咲きますが、秋の方がより多くの花をつけます。
●川見地区
小原では、地区内のどこでも四季桜を見ることができます。が、規模が一番大きいのは川見(せんみ)地区です。ちょっと離れたところに車を止め、歩いて近づきました。
正面に四季桜が植わった川見の山、そのふもとには川が流れています。
「まだ満開ではないような…」
向こう岸に渡る橋のたもとで、山全体をパチリ。この山に1200本の四季桜が植わっているそうです。
「やはり、ちと早かったな」
山の上の方をアップで見ると、
「紅葉と四季桜の共演だ!」
山の下の方では、
桜に近づくと、こんな感じ。
「これで七分咲き?」
花は一重の白、または淡紅色ですね。
「小さく、かわいい花」
カメラを左に振ると、山の上に黄葉したクヌギ?が見えました。
「確か、あのあたり、山寺があったような…」
近づくと、石段がありました。
石段を上ると、薬師寺の本堂です。
軒下に、りっぱな龍の彫り物。
「ケヤキの龍の一本彫りでは、日本一だって」
薬師寺を見たあと、坂道を下りていたら、きれいな裏モミジ。
「天然のライトアップだ!」
下まできたら、モミジの向こうに、散ったモミジの小山です。
と、その時、ぷ~んといい香り。
地域の人たちが出しているお店、本日の営業開始です。への次郎、お汁粉を買ってベンチで小休止。
体をあたためていたら、近くに、はっぴを羽織った小学生が…。
「平日なのに、何だろう??」
話を聞いたら、近くの本城(ほんじょう)小学校の5年生7人でした。
総合学習の時間の一環でやってきて、来訪者に篠笛の演奏を披露し、小学校の水田で育てたミネアサヒというお米を配っていました。
つづく