リフレッシュタイムの第二弾は、高校の同期会・・・ これが本当に面白楽しい会で、2、3年分笑った気分で帰って来たのですが、撮った写真を見るとなんとも地味なものばかり。 確かにみんな目出度く後期高齢者になったとはいえ、白髪と禿げばかりが、つまらぬ会議をしている風な雰囲気ではないですか
もともと、旧制中学が前身の男子系高校ですので、女子はクラスに2割ほどとはいえ、元気印の女性が白髪と禿げに隠れて見えないのはどうしたことか・・・ 還暦を過ぎて、ボチボチ同期会でも、と声を上げた発起人も女性なのに・・・ それに、なんだか生真面目な顔ばかり・・・ これはひとえに、おしゃべりに夢中になって、シャッターチャンスを間違えた私が悪い?(いやいや、生真面目で遊びがない?のはやはり伝統かな?と、思えなくもない・・・ あんなに自由な校風だったのに・・・)
同級生だった 仲間が同じテーブルに着くようにセッチングされ、席順はくじ引きで決まり、座って仲間を見回すと知った顔の中に全く知らない人がいて、ハテこの人は?と名札を見てもサッパリ分からない・・・なんてこともありましたが、そこは強烈な英語担当の教師に泣かされた(試験範囲から問題は出ず、とんでもない難しい問題ばかり出されて、ほとんどの生徒がが一桁の得点しか取れなかった!)仲間、思い出話に花が咲きすぐに打ち解けました~~ それぞれの目下の趣味や仕事!!の話などで盛り上がったり・・・そのうち、あちこちのテーブルを回って話し込んだり・・・ 以前は立食パーティー形式だったのが、足腰に負担が掛からない着席形式となり、話題も癌などの病気や介護の話が出るなど、年齢相応の話題も出ましたが、みんな人生の重荷を一つ二つ抱えながら現実をしっかり受け止め、明るく過ごしていることを知り、大いに元気づけられて帰ってきました。
帰りがけ、いつもグループ展に来てくれる友人から、他の友人に関する「事実は小説より奇なり」の話を聞かされて、びっくり仰天、未だに胸の中がざわついています。 大いなる美談か、燃ゆる恋なのか・・・ そんなことがこの世にあり得るのか・・・と、まさに人の世の不思議な深淵を覗いた思いでいます。