「蜜蜂と遠雷」をもう少しで読み終えようとしています。 雨が降り続いているし、寒いし・・・で、勝手にありがたい「読書日和」を楽しんでいます。
そして、「蜜蜂と遠雷」を読む中で、一番楽しみにしていた”音が文字から立ち上がってきたか”と言うと・・・それが・・・ワタクシメにはぜ~~ん~ぜん・・なのでございます 考えてみれば、それは自分の中にどれほど豊かな音があるかどうかで決まるのだ・・・という何とも当たり前の事実に今更ながら気が付いたというお粗末
ご自分の経験からそう言って、私に原作を勧めてくれた図書館員さんの凄さにあらためて脱帽。 それでも、原作はそれなりに楽しく、音楽を言葉で巧みに表現している作者、恩田陸さんの力量にただただ感心するばかり。 読み終わったら、もう一度映画を観よう・・・と思っているのですが、未だ上映されているかどうか・・・それが問題です。
本を読みだすと、すべてが後回しになってしまい(というより家事をする気がなくなる・・)という困った状態(^_-) で、食事は鍋やおでんにカレーライスなどをド~ンと多目に作り、温め直して食べる、という手抜き
これは、以前、年2回の1週間程の海外スケッチ旅行に出掛けた時の、留守番をしている夫のための作り置きと同じ・・・ 若いスケッチ仲間は、『そこまでしなくてもいいのに。 ご主人を甘やかせ過ぎよ。 今時、レストランだってコンビニ弁当だってなんだって買って食べれるのに。 家なんか、主人に1日当たり1,000円渡して、”これで食べてて”で終わりよ。』と。 教育を間違えたか~~(~_~;)
若い世代は、自分で台所に立つ男性も多くなってきていますし、妻が家を空ける時のあれやこれやの気苦労が無くて羨ましい限りです。
私が「勝手に読書週間」にして、手抜き家事で、一日のほとんどを動かずテーブル向かって本を読んでいるのに、それが夫にとってはいい環境のようだ・・・と言うことに気が付いたのは新しい発見でした。 一人になるとわけもなく不安になるようで、いつも付いて回られてほとほと参っていたのですが、自分が見えている範囲に私がいると安心できるようで、落ち着いているのです。
「そばにいてくれるだけでいい」・・・な~んて、今となっては正直なところ、勘弁してほしいのですが