駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

苦シミマス

2005年12月25日 | 駄日記
昨日の夕方は毎週土曜日恒例のドラム教室だ。
クリスマスイヴということで、果たしてみんな来るのだろうかと心配だった。
ところが、はじめの高校生が休んだだけで、後は全員遅刻もしないでやってきた。
小中学生はともかく、高校生、社会人は彼女とのデートに忙しいんでないかい?という心配は杞憂だった。どうやら、オレの生徒たちには色っぽい話は全然なさそうで、逆に心配だ。
本当にいい子達で、二人いる小学生はどちらも男の子だが可愛い。嬉しそうにやってきて、真剣にスティックを振っている。そして少しずつ進歩している。
高校生の一人は、幼稚園のときから来ている。自分の子供のような気さえして、体はもうオレよりでかいのに、可愛く感じるのだ。
別の高校生は、これまた男子だが修学旅行の土産にお菓子を買ってきてくれたり、おぼっこいのだ。コイツは上達が早い子なので、オレは厳しく接している。厳しくすると上達が早い子と、辞めてしまう子がいる。この子はどんどん上手くなっている。
先日、塾の先生が小学生の女の子を殺したという事件があったが、悲しい限りである。オレは人を批判することができるような者ではない、ただのチンピラだが、信じられない嫌な事件だ。同じように子供さんを預かる身としては、他人事として傍観していられないのである。

出かけるまでは、オレは休もうかと思っていた。声も出ず、体調が悪いだけでなく、可愛い生徒さんたちに風邪をうつしてはいけないからである。
教室は個人レッスンなので、個室である。オレが咳をすれば、バイキンマンが部屋中に飛び交うのだ。
迷ったが、今年のレッスンも今日で最後だし、来年から時間を変更する生徒さんもいて、そこの調整もしないといけないのでおちおち寝てもいられない。
体を温めようとお茶を沸かして、子供の水筒に入れて、薬を飲んで出かけた。
薬がよく効いて、咳もかなり楽になったかなという感じだったが、ひとつ失敗した。子供の水筒が冷めない魔法瓶で、その上ストロー付きでそのまま飲めるタイプだったのに、沸かしたばかりの熱いお茶を入れたため、熱くて飲めない。飲むたびに「オッチャー!」と飛び上がるのだ。
おかげで、喉と気管支と肺が痛い上に、舌まで火傷してしまった。

教室では、なるべく鼻呼吸をし、咳が出ないよう声を出さずにいた。話すとガラガラ声で聞き取りにくく、必ず最後にゲホゲホとむせる。息を止めることもできず、全く話さないわけにはいけないので、大いなるジレンマである。
風邪がうつっちゃったら、ゴメンネ!クリスマイヴのクルシミであった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする