駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

豊橋カレーうどん

2010年05月29日 | グルメ
日本各地でそれぞれの地域性を生かした名物のご当地グルメ、いわゆる「B級グルメ」がブームだと言われて久しいわけですが、我が豊橋でも遅ればせながら売り出そうとしている食べ物が「豊橋カレーうどん」であります。
現在(4/24~9/30まで)豊橋市内の加盟店でキャンペーンをやっていまして、けっこう話題になっておりますので、遅ればせながらオレもお味を拝見ということで行ってまいりました。

「B級グルメ」といえば、よく聞く名前は「富士宮焼きそば」「横手焼きそば」「厚木シロコロホルモン」「浜松餃子」などがTVなんかでもよく聞きますね。
「浜松餃子」なんかは若いころからよく食べたけど、普通に美味い普通の餃子じゃんね。
「キャベツが主体で甘みがすごい」ってTVでやってたけど、昔から食ってる人には標準ですけど、だからこそご当地グルメなんでしょう。
豊橋のお隣の豊川市では「豊川稲荷ずし」なども売り込みしており、味はなかなかの評判だとか聞きますが、まだ食ったことはありません。
普通の稲荷寿司ならスーパーコンビニでよく買うんだけれど、中身にアイデアが詰まっていて面白いんでしょうね。
確かに「B級グルメ」っていうだけに、「今日のディナー」よりも、副食とかおつまみとか、お昼やおやつに食べるというイメージであります。
ところが、この豊橋カレーうどんはディナーでもいける感じ。
もちろん昼でもいけますが、食べると二度美味しさが味わえるというアイデアおテンコ盛りで楽しんでじっくりいただけますし、とにかく腹もちがいい。。
特色としては、加盟店の独自のカレーうどんをベースに、決まりごとが5カ条という形で設定されている点。
その5カ条とは、
①自家製麺を使用する
②器の底から、ご飯・とろろ・カレーうどんの順に入れる
③豊橋産ウズラ卵を使用する
④福神漬けまたはつぼ漬けを添える
⑤愛情を持って作る(ハート)
という決めごとにしたがって、各店舗が味を競っているということです。
ですから、加盟店40店の(のぼりが目印ですよ)どこのお店に行っても、味は違えどお決まりのパターンは踏襲しているというわけで、次々と各店舗を巡りたくなるという楽しみがあるわけです。
現在のキャンペーンではスタンプラリーということで、お店においてあるリーフレットのスタンプシートに、加盟店5店舗を巡りスタンプを押してもらうと、抽選で豪華賞品をゲットできるということであります。

さて、腹もちがいいというヒミツは、②のアイデアによるものでして、まずカレーうどんをハ~フ~ズルズル~と食います。
そして残り少なくなってきたかなと思いきや、かき混ぜると何ととろろと御飯が絶妙に絡んでカレーぞうすい風になってくるわけです。
今回食べに行ったお店(信州庵中浜本店)では、カレーは甘みのある優しい和風味でこれにチーズがもっちりと絡んで、豪華な味わいでした。
もちろんぺろっと完食。超満腹。ドンブリには米粒一つな~んにも残りません。
普段、スープを残してしまう女性でも、ご飯があるから普通に完食してしまいます。
エコだねえ~。

また使用されているウズラ卵は豊橋の特産品で、日本一のシェアを誇るものですが、去年の鳥インフルエンザ禍により打撃を受けてまさに復興まっ最中であります。
あえてこれを使用するという条件というのは、これも地域を挙げて応援していく姿であります。泣けるねえ。
さらに、とろろご飯も豊橋名物の一つでもありして、全て地産地消の意義があって、地元の住民としては応援したくなる食いものであることは間違いないですねえ。
次はどこで食べようかな、なんてリーフレットを眺めつつシーハーするオレでした。
コメント
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