駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

トヨハシ・ドラマーズ・サミット・ジャム/ハウス・オブ・クレイジー

2010年05月03日 | ライブレポ
5月2日に行われたドラマーズ・サミット・ジャムの記事を改めて書こうと思います。
普段、縁の下の力持ちという立場でなかなか表に出ないドラマーたちが主役になるという、画期的なイベントであります。
とにかく、参加させていただいたことにハウクレのクリちゃんに感謝しつつ、ご協力いただいたサポートミュージシャンのご尽力に深く御礼申し上げます。
オレなんか、この1~2年はドラマーというよりパーカッション奏者としかハウクレでは演奏していませんのに、声をかけてくださって嬉しいこと嬉しいこと。
しかも、このライブではドラムもパーカッションも演奏できて、2倍の楽しみ2倍のお得。ウッシッシ。
ただし、その分ライブでのパフォーマンスをしっかりプロデュースしないと、一人だけ浮き上がっちゃって、グリコのオマケみたいになっちゃう恐れがあります。
正直、ライブの前日までは、仕事やら他の雑事やらに追われてしまって何をどうするか、ちっとも整理ができませんで、サポートの皆さんにご迷惑をおかけしました。すませんでした!
常に頭の中に「不安材料」という形で存在するのみで、「ヤバいなあ・・・」なんてナーバスになる原因でしたけどね~。へへへ。
結果としてうまくいってよかったものですから、さすが信頼するミュージシャン達のおかげさまということで、さらに感謝倍増であります。
いつもライブで演奏するたびに、何かちょっとしたことでも気付かせてもらうオレなんですが、今回はまたまたたくさん教えられ、ウホウホのエネゴリ君状態でした。

さてさて、今回のメインである出演ドラマーは次のとおりでした。(出演順)
1.浅原祥昌
2.岡田典之
3.内藤“ズッキン”仁
4.太田“hey3”和男
5.藤田“チョコボール”康正
(敬称略)
出演順は、年功序列ということで若者から順に演奏していきました。
オレ、後ろから2番目。。。
オレより先に演奏した皆さん、年は若くても技術的にもすごく上手くてハートも熱かった。
とにかく素晴らしい演奏で、このまま聴くだけ聴いて、さっさと逃げ帰りたかったっす。。。
皆さんご自分のバンドメンバーを引き連れての演奏。
やはり慣れたメンバーとの慣れた曲の演奏はゴキゲンな完成度でした。
そしてそのあと、もう一人のドラマーが参加してツインドラムで演奏となる仕組みです。

画像は、メインの岡田氏と、紹介されて挨拶している浅原氏。
お二人とも超パワーヒッターで、しかも手数も多くて見せどころ満載の素晴らしいプレイでした。
すごい音圧のツインドラム、喧しい~!へへへ。(いい意味でね)
もう、オレなんか超感激してました。
続いて、

メインでは岡田氏、手前では内藤氏の演奏。
これまたすごい。
超テクニカルに決めておられ、へーさん逃げ出す数秒前って感じ。。。
内藤氏はジャズ&フュージョン系のテクニカルドラマー、岡田氏と浅原氏はロック系の激しいビートが印象的なので、前半のノリはガッツんガッツん来てました。
しかし、皆さんフュージョン系の細かいキメキメの音楽にも精通しているおり、スピード&テクニック&ハードサウンドにすっかりやられてしまいました。
そのあとに出ていくオレ。
なんちゅうか、惨めな気持ちすら起きてしまいます。
でもまあ、そんなことは言っていられませんので、オッサン頑張りました(涙)
生クリームという昔やっていたバンドの再結成ということで、ギターのベーチャン、ベースボーカルのANDREWの安藤氏に助けてもらいました。感謝雨あられ。
いやいや~、何とかなるもんです。。。
大したパフォーマンスは見せられないですが、まあ何とか大コケすることもなく演奏できました。ホッ。

そして、ツインで叩いてもらったのが藤田氏であります。
(続く)
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続・トヨハシ・ドラマーズ・サミット・ジャム/ハウス・オブ・クレイジー

2010年05月03日 | ライブレポ
チョコボール藤田氏の緩急自在のドラミングは、ドラマーだけにとどまらず、あらゆるミュージシャンのお手本になりますね。
まさにプロの味わい。
“生クリーム”という名前のオレのユニットに参加していただき、「クロスロード」「サンシャイン・オブ・ユア・ラブ」と、クリームの定番をツインで演奏しました。
当然、ドラムソロバトルということで手持ちの引き出し全開となるわけですが、まあ引き出しの多いこと。(笑)
コテコテのジャズからハードなロックもこなす方なので、あらゆるオカズが次々と繰り出されますが、単にフレーズだけでなく、パフォーマンスとしてのプレイが際立って楽しいんです。
オレもたまにハナ肇さんの床叩きからマイクスタンドへ、というギャグを真似ますけど、お客さんを楽しませるというミュージシャンとしての基本姿勢は、藤田氏を見て教えられてきました。
今回も、さらにそのドラマーとしての在り方を教えられた気がします。
自分が楽しむ→お客様が楽しむ→自分が楽しい→お客様が楽しい、という正のスパイラルに知らないうちに巻き込むという究極の技術を持っておられるドラマーです。
そして、さらにすごい点は、ドラムという楽器をパーカッシブに叩きこなしている点。
ラテンやアフリカンリズムをタム・バスドラ・スネア・シンバルやさらにスタンドなども楽器として使って表現してしまいます。
その変幻自在のプレイの秘訣は、リストの柔らかさにあるとオレはみています。
柔軟な手首と柔軟な発想で、あの自由なアプローチが生まれるというわけですね。
と、勝手な解説してしまってすみません。
まあ、とにかくオレとのツインドラムも楽しかったのですが、最後のユニットでの藤田氏と内藤氏とのツインドラムは最高でした。
フリーソロの応酬では、お客さんも固唾をのんで見守り、最後は怒涛の拍手でした。
もうオレもお客さんと一緒になって喜んで見守っていました。

さて、オレはドラムとラテンパーカッションを別々の楽器で演奏しています。
それはコンガやボンゴなどの皮物の魅力に取りつかれてしまったからで、こればっかりはドラムセットで表現できないからです。
そんなわけで、今回はほかのドラマーとはちょっと違った立ち位置で演奏させてもらいました。
そのあとのフィナーレでは、オレはパーカッションに専念してサンタナの名曲やディープパープルの名曲でラテンリズムを重ねたりしてね。

サンタナの曲では、ハウクレのクリちゃんこと松崎氏がコンガを叩くというスペシャルなステージとなりました。
実はこれ、10年前に夢に描いたスペシャルバンドの実現だったわけです。
ドラムに藤田氏、ギターにべーちゃん、ベースに山ちゃん、パーカッションにクリちゃんとオレという布陣はまさに夢のコラボ。
さらに今回は、キーボードがユカコさんにボーカルが安藤氏、さらに内藤氏のツインドラムですからね。
楽しくないはずがない。

山ちゃんもホント、ありがとうございました。
そうそう、写真を無理言って撮影してもらった島ちゃん、ありがとうございました。
いろんな意味で、ためになったね~!
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