駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

「ドラム椅子について研究しちゃう」総まとめ

2020年10月21日 | 機材

10月21日(水)本日のJOG=45分  
昨日のブログでは、電子ドラムのセッティングを高く変えたことを書きました。
そのきっかけとなった、ドラム椅子の高さをリンゴさんの超高い位置に変更したいというところで、いろいろな椅子を比べるということをやりました。
そこで思い出したのが、ザ・スターキーを始めた頃に「ドラム椅子について研究しちゃう」というテーマでこのブログでも駄文を書きました。その時はまだ研究段階で結論みたいなものは出ていなかったのですが、それが案外とたくさんの人に読まれていたので、逆に焦ったりしました。
その後も研究というか、新商品を入手したりして、その都度続編みたいなものも書いています。
ちょっと記事を検索してまとめました。ついでに「機材」というカテゴリーに移動させて分かりやすくしました。
①「ドラム椅子について研究しちゃう」2012.12.10
②「ドラム椅子研究の続き」2012.12.13
③「『ドラム椅子について研究しちゃう』の現状」2014.11.23
④「 CANOPUS『Hybrid Drum Throne II』」2017.3.2

しかし、書いた内容なんてものはすぐ忘れちゃうし、昨日の椅子の高さ比べを改めてやってみて、自分の中ではとっくに答えが出ていることがわかったので、また「総まとめ」的に書きたくなりました。

まず、昨日テストした椅子の面々をご紹介します。



1.左から、一番背が高いのが、古いけど今ライブで一番稼働しているザ・スターキー専用の椅子でパール製。高さは67㎝。安い方から2番目くらいの機種でしたが、軽くてチープな作りが気に入って入手したけど、一度壊れてパール楽器さんに修理してもらってから復活して今に至る。
欠点は、パイプ部がスクリューというかネジ方式でないということ。メモリーの締め付けが緩いと、演奏中に下がってくるという廉価品のあるある。
しかしこれがネジ式になれば重量に合わせて足元も大きく重くなるしお値段も上がるんでしょうね。それじゃあ意味がない。ライブの持ち運びには軽さが命。そこでワシは考えた。ストッパーを二つにすりゃいいじゃんと。
やってみた。



ちょっと見にくいけど、2段構えにした。これで完璧の母。
実は今日実測したら5mmぐらい下がっていたんですよね。8年間のワシの重みで・・・今日でもう大丈夫です!
ですが、ネジ式も欠点はあって、高さをメモリたい時は不利なんですね。ネジというのは振動で緩むという法則がある。なので、パイプ式でも滑り落ちないように完璧にストッパーが効けば万全なんですよね。
ところで、この高さ67㎝がリンゴさんの高さっていうのは8年前のバンド結成時に何かで読んで知ったんですが、何で知ったかが覚えていないという。。。

2.左から2番目は、カノウプスのハイブリットシリーズ2で、ソウルフィンガーではメインセットがカノウプスなので専用で使用していましたが、今年はコロナ禍でバンド自体動きもなくなってしまい、今回は練習用の電子ドラムのために再登場。高さは最大限70㎝までの規格となっていて、ぐらつきは皆無。安心度は歴代の椅子の中でナンバーワンです。
しかし、この椅子の座位自体サイズが大きいんですよ。写真を見ると明らかに違う。



左端がこれ。この大きさが、安定してしかも柔らかくてお尻に優しいのにさほど沈まず。でも案外軽くて、スターキー用以外の椅子と比べると、殆ど変わらないか微妙に軽いかもしれません。
大きさが移動用には勿体ないんですが、安定性では最高の椅子ですね。さすがカノウプスという感じです。

3.左から3番目の茶色いのはヤマハの古い椅子。
自分のドラム人生で一番長い付き合いの椅子。上から見た写真でも、座位がお尻の重みでへこみができるほど使い込んでいます。これまであらゆる場面で支えてくれて、今は電子ドラム専用で活躍してくれていました。昨日も書きましたが、無理やり最大限に高くしたらぐらつきがどうにも気になって、残念ながらお役御免。感謝して、倉庫行きとしました。

4.右端がパールの椅子で、もともとお世話になったバークレイに寄贈したもの。
当時お店の常設ドラム椅子が壊れていたので、新品を買ってあげたものなんだけど、その後のまさかの移転の時に、「新しい店は居抜きでドラム椅子があるので引き取って」ということで、わが家へ引っ越してきた椅子なんです。
重量もありどっしりと安定していますが、高さが最大限65㎝。ちょっとだけ足りないのと、見た目がどっしりし過ぎてゴージャスなので、自分のライブでは使っていません。
今は自室のテレビの前で、気が向いた時の練習用に置いてあります。

冒頭の写真では以上ですが、まだ以前のブログに載せていたヤマハの廉価品のやつもしまってあります。折り畳めば小さくて軽く持ち運びには最適で、わざわざこの一番安いものを購入したほど。



かつてソウルフィンガーでかつてはメインで使っていましたが、高さが最大55㎝ということで、この近年の好みとしては低すぎて使えなくなりました。今は倉庫の肥やしとなっています。

ということで、自分がいちばん安心してお勧めできるのはカノウプスのハイブリッドシリーズ2。
ですが、あくまで超個性的なドラムセットを叩く自分にとって、一番使っているのはパールのど古い廃版の修理品の改造品と、参考にもならない結論であります!

椅子問題も落ち着いて、もう今後はドラム椅子を買う必要もないだろうな。ワシも年だしね。。。
「ドラム椅子について研究しちゃう」総まとめ終了~!。

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