駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

続・理想的なドラム練習

2007年11月14日 | ブログでレッスン
ドラムについて語るシリーズ第3弾。
今回は、理想的な練習台について考察する。
ドラマーが練習する場合、どうやって練習するかと言えば、当たり前だけどスティックを持って何かを叩いて練習する。
では、その叩くものは何が一番理想的なのだろうか。
どんなものがあるか。

1.生ドラム(スネアドラム)
2.エレドラ(ラバーパットorメッシュヘッド)
3.練習台(プラスチックヘッドorラバーorメッシュヘッド)
4.電話帳
5.座布団
6.机
7.ヒザ
8.素手
9.イメトレのみ

まだあるかもしれないが、一応スティックを使うものと限定すると1~7までだ。
最も理想的なのはやはり、現物の“1.生ドラム(スネアドラム)”なのだろうが、デイリー・トレーニングとしては現実的ではない。
実際、現物のスネアドラムでルーディメンツの練習をすると、自分でも喧しくて仕方がない。
完全防音のスタジオをお持ちの裕福なドラマーなら別だが、とてもじゃないが周りが気になって30分も続けられない。
しかも、メトロノームが聞こえないのできっちりとしたテンポに合わせる練習がしにくい。更に音がでかいから、思い切り叩くというドラマーの基本中の基本の練習ができなくなる。

そんな事情もあって、現在のこの時代で最も一般的なものは“2.エレドラ”と“3.練習台”であろう。
特に最近の練習台は、ドラムセットの形をしていてメッシュヘッドがついているものがポピュラーだ。
練習方法が多彩で、リズムパターンの練習ができるし、ヘッドをプラスティックヘッドに張り替えたらコンパクトなドラムセットに早変わりするという優れものだ。
自分の若い頃にはこのような画期的なドラムはなかったから、自分で似たようなものを工夫して作っていたが、さすがにメッシュヘッドというものは存在しなかった。
このメッシュヘッドは5年ぐらい前にこの世に現れたと思うのだが、練習台の常識をガラリと一変させるインパクトがあった。
どうやってもパタパタと鳴ってしまう衝撃音が、スコスコという空気の抜けた軽やかな音に変わった。
すぐさまローランドが電子ドラムに採用し、空前の大ヒットに導いたのである。
今ではメッシュヘッドはすっかり標準化され、普通のアコースティックドラムセットのヘッドをメッシュに張り替えて、自宅で練習することが可能になったアマチュアドラマーも多いことだろう。

ただ、これはあくまでもドラムセットでのリズムパターン練習用であり、スネアドラムでのルーディメンツ(基礎練習)用ではない。
昔の練習台は、ドラムセットタイプのものはなかった。擬似スネアドラムといった形状で、ルーディメンツ(基礎練習)のためのものであった。
打面は本物のプラスティックヘッドだったりラバーだったりバリエーションはあったが、どれも同じように衝撃音は大きかった。
最近は、そのタイプの練習台もマシン化して、メトロノームは勿論ついているし、ヘッドを叩いた音色も自在に選べる。トレーニング用のプログラムもついているので、それに従って叩いていれば自然に上達できるのだろうか。

そもそも、歴史的に考えれば市販の練習台なんて昔はなかったし、製品として販売してからも、これを持てる人なんて多くはいなかったはずだ。
自分も社会人になって、初めてパールのプラスチックヘッドのタイプを中古で購入した。
それまでは、電話帳を重ねて布ガムテープでぐるぐる巻きにしたものを練習台にして使っていた。
これはこれで、充分な練習台になった。
ガムテープが打痕で穴が開き、電話帳が削れるのを目標にして必死に叩いていたから、実際に穴が開いたときには涙が出そうになるほど嬉しかった。
その後のパールの練習台も、プラスティックヘッドが破れることを目標にして叩いていたから、何枚も破れて張り替えるたびに嬉しくも寂しくもあったものだ。
自分はこれで、そうとう腕の筋肉や手首や指を鍛えられたと思う。
電話帳やプラスティックヘッドは跳ね返りが少ないので、関節や筋肉などが自然と鍛えられるのである。
その点、メッシュヘッドは跳ね返りが強すぎて、実際のドラムとは感覚が違いすぎる。スネアドラムの感覚で力いっぱい振り下ろすと、ポヨ~ンという感じでスティックをすっ飛ぶほどの勢いで跳ね返ってしまうのである。
だから、ローランドのV-DRUMのようなメッシュヘッドを全面に使用したエレドラと、アコースティックドラムとは、奏法も別のものとして練習する必要があると思う。
そうしないと、手首や肘や肩の関節が怪我をする可能性すらあると思う。

これは自分自身の持論なのだけど、ドラムの練習というのは基礎練習がまず第一にあって、リズムパターンの練習などはその次の段階だと思う。
逆に言えば、一つ打ち二つ打ちがまともに叩けないうちに、高速ドラミングだの難解フレーズだのと、見た目派手なドラミングばかり追いかけるべきではないのだ。

自分自身の結論を言えば、ベストな練習台は、思い出の中では“4.電話帳”である。理由は、跳ね返りの少なさと、徹底的なコストパフォーマンス。何といっても元手はタダだもんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

理想的なドラム練習

2007年11月13日 | ドラム&パーカッション
昨日に続いて、ドラムについて語るシリーズ。(シリーズ?)
ドラマーとして理想的な練習時間というのはどうか、考察する。
例えば毎日8時間練習する、というようなドラムだけと向き合って日々を過ごすことができれば最高だけど、社会人として生活する一般人としては、そんなことはできっこない。
かつて若い頃、夏休みの連続休暇を利用し、仕事を一週間休んで日々のプログラムを組んで毎日8時間の練習メニューをこなした。
朝はジョギングに始まり、午前中に3時間、午後に4時間、夜に1時間という具合だ。
たった一人でやるべきことを計画してそれを守るというのは、かなり根性がいることで、3日目に挫折した。
それ以降は、午前中のみ練習して、午後はビデオを見たりCDを聞いたり昼寝したり、結局はダラダラしてしまった。
バカな考えだったけど、大好きなドラム漬けの日々を過ごすというのも、貴重な経験だったと思う。確かに、それによっていろいろなことを学んだ。

だがしかし、今となればそんなことはなかなかできない。
となれば、いかに短い時間に効率的に練習するかということになる。
そこで、何をどのようにやるのが一番効率的か、というのが問題である。
それは人によって違うものなんだろう。
自分の場合は長年の経験で自分なりの答えがあって、時間がないのなら30分集中して基礎練習をするのが一番いいと思う。
難しいフレーズ集などにチャレンジするっていうような練習は、基礎練習をした後にしたほうがいいだろう。
そして、30分ぐらいの基礎練習時間というのが、自分としては最も効果的な気がするのだ。それ以上やると頭の切り替えがしにくくなって、基礎練習なんだか何の練習だか分からなくなるので30分ぐらいで済ませてしまうような練習パターンにしている。
具体的な基礎練習方法は、過去の日記で書いているのでここでは割愛するけど、シングル・ダブル・パラディドルの順番に基礎練習をするとちょうど30分ぐらいである。

練習時間は長けりゃいいってものじゃなくて、集中してやれば効果はある。と書いたんだけど、体や技術の成長期にはまとめて時間をかけてみたいところだ。
ピアノやバイオリンなどのクラシック音楽を学ぶ子供たち、バレーやダンスなどの芸能少女、野球やサッカー少年は、小さい頃から相当数の時間をかけている。
中高生の部活なども、朝から夜まで練習漬けでとんでもない高等技術を身につけている。
これをそのままドラムに当てはめたら、ニッポン中、超絶技巧派少年少女ドラマーだらけになって、オレ達中年の中途半端ドラマーは立つ瀬がない。
今、音楽専門学校ってすごい勢いで乱立していて、大都市のあちこちにある。
中高生がプロのミュージシャンになりたいという夢を持って、その子たちが親に専門学校の存在を教える。それで親が「じゃあ行けば」って感じで簡単にお金を出してくれて通う。でも、学校って魔法の場所じゃなくて、行ったら自動的にプロにはなれるなんてもんじゃない。当たり前だけど自分で猛練習しなくちゃ上手くならず、それができなくて挫折して帰ってくる。そんな子がたくさんいる。
恵まれすぎるというのも、身にならないものなのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラムについて語る

2007年11月12日 | ドラム&パーカッション
11月12日(月)
昨日の日曜日。
朝、だいぶ明るくなった頃目覚め「さあ走るぞ!」と思い、パッと飛び起きてジャージに着替えてランニング用の靴下も履いてカーテンをシャ~ッと明けた。
しとしとしとしと・・・・・あちゃ~雨降ってるじゃん。
今更ながら、雨に縁がある男である。

結局、ジョギングスタイルのまま朝ごはんの仕度をし、もりもりと食った。
だいぶ早朝だったので、時間もあったし腹が減ってしまったので、メニューも多彩になった。
1.ツナマヨのおにぎり(ゆかり味)
2.ツナマヨのおにぎり(混ぜ込みわかめ鮭味)
3.焼きうどん(野菜と豚肉多め)
4.そうめんの味噌汁(玉葱、豆腐、ワカメ入り)
これだけ作ったのに、自分しか食べる者がいない。
子供たちが風邪引きで食欲がないのだが、寂しい限りである。
その分、自分だけは運動できない代わりに大飯を食らい、おおいに脂肪が蓄積された。

昼頃、ドラムの練習をする。
自分の練習用にヤマハのサイレントドラムを使っているが、マンションなどの集合住宅にはありがたい。(自分は旧式のDTXPRESS-Ⅱを使用している)
まず、左手をレギュラーグリップで、基礎練習をする。
1.シングルストロークでのチェンジアップ・チェンジダウン
2.ダブルストロークでの同じ練習
3.パラディドルでの同じ練習
4.テンポを決めてのフィルイン。(1拍~数小節)
5.テンポを決めてのフリーソロ、延々と
このくらいで小1時間となり、筋肉は程よく疲労し、心地よく汗をかく。
音色をその日の気分でチョイスして、ヘッドホンで楽しみつつ練習するのだが、ステージのイメトレはきっちりできるし、フレーズの手順の確認も、練習台と違ってタムの音程差がしっかりあるので、理解しつつ練習できる。
ヘッドホンでメトロノームを聴きながら練習するのだが、傍からは「パタパタペタペタ」という打音のみ聞こえている。
しかし、ヘッドホンを外してみると、案外ペタペタという音は大きく、バスドラの振動は響いている。
現在はオレはこれを踏まえて、あえて集合住宅の1階に住んでいるのだけど、バスドラの衝撃音だけは二階以上に住む場合は致し方ないことなのだ。

だが、例えばローランドのV-Drumsなら、バスドラもメッシュヘッドで衝撃音がほとんどないので、一番気になる階下へのドスンドスンというもあまり気にならないだろうと思う。
これはすごいことだと思う。
自分のレッスンの生徒さんも、「マンションに住んでいるから」という理由だけで自宅の練習をハナから諦めておられることが多い。
諦める前にいろんな方法を試してみたらいいのにと思う。
ま、V-Drumsってちょっと高いですが。つか、かなり。
便利の世の中になって、エレドラはアコースティック・ドラムとは全く次元の違うドラムとして、いまや完全に新しいジャンルを確立している。
ただし、ライブの世界ではエレドラなんかは使わない。
もし、ライブハウスの常設ドラムがエレドラだとしたら、演奏者も観客もドン引きじゃないかなと思う。
続く
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わからないなりに

2007年11月10日 | 駄日記
11月10日(土)
自分はどう考えてもアナログ人間で、PCとかデジタル機器に関わる技術が疎い。
だから高価な機器を手に入れたとしても宝の持ち腐れになってしまう。
現にウチのPCなんかもそうで、“ビデオで撮った映像をPCに取り込んでDVDに焼く”という作業をする技術がない。
そして、先日手に入れたハンディタイプのレコーダー「EDIROL R-09」で録音したライブ音源を、PCに取り込んで編集し、CDに焼くという作業もできなかった。
この二つに共通するものは、まず最初に専用のソフトがなくっちゃ作業できないよ、ということなのだ。
ビデオのほうは「そのうちいつか」と思っているうちに何年も経ってしまって今に至っているけど、値段も高いみたいなので買っていない。
だいたいフリーのソフトってあるのかどうかも知らないっていうわけで。

だけど、ライブ音源についてはこれからも増えていくわけだからそう悠長に構えてもいられない。
ちゅうわけでしっかり取り組もうと思ったわけ。
で、まずはネットで調べたり、友人から教えてもらったフリーソフトを試してみようとやってみた。
「R-09」でネット検索してみると、すぐに“SoundEngine”というフリーソフトが使いやすい、みたいな感じのコメントが目立っていてURLまであったので、とりあえず試してみることにした。
しかし、それから何をどうしたらいいのかが全然分からない。
こういうところがアナログ人間というかアナクロ人間の駄目なところなんだけど、勘だけで操作してしまうので何度も失敗してしまう。
ネットで説明を探して読んでみてやっと一般的な使い方は分かったが、「R-09」での使い方は当然だけど載っていないからあれやこれや苦労して、やっとのことで曲を分割したり、ライブ前のザワザワしているだけの時間帯を消去することができた。
なんと嬉しいことか。
「メカ嫌いのくせによく頑張った、感動したっ!」と自分で自分を褒めてと。
一つ「自分の目の前のタンコブが取れた」ような気分だ。
苦労してやっと使えることができたので、友人から教えてもらったソフトや、その他のフリーソフトを試すという気持ちが起きなくなってしまった。教えてくれたDIGさんごめんましょう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いい感じで

2007年11月09日 | 駄日記
11月9日(金)
今日は夜勤だった。
朝は曇っていただけだったけど、帰りにはしっかりと雨に降られて濡れた。
ひょっとこして、オレは雨男かもしれん。。。?

今朝は、夕べ考えたように朝のうちに軽くジョギングをすることにした。
このところ少し怠けていたので、運動しなきゃいかんなと思っていたところだったし、つい最近読んだランニングの指南書の影響があったからだ。
その文庫本というのは、金哲彦著“カラダ革命ランニング”という本で、読み始めるといきなり
「ヒザや腰を痛めるのはフォームが悪いためだ」
とあり、
「そういうランナーは走るな、歩くことから始めるべし」
とあった。
まさに自分のことを指摘されたようで、オレはドキがムネッとした。

自分が若い頃の走り方は、ろくにストレッチもやらずに走り出して、フォームのことを考えもせずに、ただひたすら必死に「1日10Km」というノルマを達成するために走っていた。
そうしたら案の定、筋力の衰える40代になった途端に故障した。
後はヒザと腰、背中や肩や首というように次から次へと痛みが出て、結局走る事をやめた。

そこで、整体に通うとそこの先生が
「あんた骨盤がかなり歪んでるね、当分走っちゃいかんね。しっかりした歩き方でたくさん歩きなさい。」と言われた。
間違ったフォームで走り続けた結果、骨盤が歪み、弱っているところに痛みが出たそうだ。そして、きちんとした姿勢で歩くことによって矯正されるという。
先生に教えられた歩き方はこうだ。
「腰から押し出すように歩く。胸を張って腕を90度に曲げて肩まで振り上げる。」
自分は、できるだけ忠実にこうして腕を振って歩いてみた。
すると近頃ではヒザの痛みがかなり少なくなった。

この本でも、“体幹を使う”という表現がされているが、
「腹筋を鍛えて、肛門を引き締め体の中心から走る」
「胸を開いて、背中で立つ」
というような感じじで書いてあるが、要は同じことのようだ。
そこで今朝は、相当ゆっくりだけどフォームを気にして、始めはウォーキング、次にジョギングというようにいつものパターンでやってみた。
とてもいい感じである。
ほぼ指南のとおりのウォーキングを続けてきていたので、歩くフォームはいい感じのように思えた。
これからは、少しずつ走る距離を増やしていきたいと思った気持ちの良い朝だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本とCD買い

2007年11月08日 | 駄日記
11月8日(木)
今週の仕事はずっと通常勤務だったので、定時に帰ればかなり早い時間に帰宅できる。早く帰ったら、公園で軽くジョギングするもよし、ドラムの個人練習するもよし、読書するもよしだ。
だけど、実際は1~2時間残業して、帰ると腹ペコで、飯を食い酒を飲みつつTVを見て夜が更けるというパターンで、何一つ自己研鑽に時間を充てることのないというていたらくだ。
今夜は本当ならPOWDERの練習日だったので、これはこれで大切な自己研鑽の一日という予定だったのだが、急遽メンバーの都合により取りやめになった。
そのため、練習に合わせて早めに仕事を切り上げる準備をしていたので、時間ができた。
では何かしたいな、と思ってはみたけれど、自分の子供が熱を出して長引いていて、看病している母親もだいぶ参っているので、多少の手助けはしようと思っていたので、帰った後に家から出ることはやめた。
帰りに駅近くの書店に寄って、気に入った文庫本を探す。ごく短時間でぐるっと店内を歩くが今日はピンと来る本がなく、となりのCDショップに行ってみる。
何となく手に取った古いオムニバスアルバムに珍しい曲が目に留まり、購入する。
自分のCDの買い方はいつもこうで、目にとまったオムニバスアルバムばかり買うので同じ曲が何枚ものCDにあるし、目当ての曲が「カス」だとすると、買った値段がやたら高く感じる。
今日買ったCDはというと、値段は2,500円だが・・・
でも、たぶん止められないだろうな。
本もそうだ。インスピレーションで買うので、家に帰って開いた瞬間、「ハズレ」と感じることが良くある。
だが、先日買ったランニングの指南書のような文庫本は、おおいに参考になった。
もう一度、ヒザや腰をいたわりつつジョギングをやりたいと思わせてくれて、この本は買ってよかった。安い買い物だ。
オレは金の使い方が下手で、少しも残らなくできているけど、思いつきのCD買いも文庫本買いも止められない。
ま、酒も飲みに行かなくなっちゃったし、たまに買うだけだし、いいか。

明日は夜勤で週末は休みだから、久しぶりに朝のジョギングしようかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実家がなくなる

2007年11月07日 | 駄日記
皆さん、実家って今もあります?
もちろん、現在の住まいが実家の方も、実家を離れて自立されている方もおられます。
実家がない方というのはいろいろな事情があると思います。
物心付いた時からない、という方もおられるとは思いますが、通常、生まれ故郷というのは皆さんあると思います。
自分は今年限りで実家がなくなります。
ひじょうに寂しい思いがいっぱいで、センチメンタルなこの頃なのです。
生まれて育てられ、きょうだい喧嘩をしたりわがままを言ったり、笑ったり泣いたり、そして大きくさせてもらった、そんな家がなくなります。

なぜ実家がなくなるかというと、市の区画整理の対象になっていて、土地の一部が道路拡張の区域となっているのです。
はじめは来年の春までは存続できる予定だったのだけれど、近隣の対照の家が軒並み引越しをしたり売却したりして取り壊しが始まり、足並みを揃えるためにわが家も年内の取り壊しが決定したというわけであります。
そのため、新しく家を建直しをする必要があるのだけど、所有している土地がもともと狭くてどちらかといえば小さな家だったにもかかわらず、削られた土地に新築するにはさらに小さく、ワンルームマンションのような設計になるということでした。
なおかつ、自分の父親は既に他界して、病弱の母親が一人住まいをしており、
「小さな家でもいいからこの土地に住みたい」という気持ちは理解できるものの、日々体調は揺れ動き足も弱りつつあるため「小さな家=居間が1階、寝室は2階」という図式にはとうてい賛成できないということがありました。
そういう事情があって、とりあえず、実家の近くのアパートを借りて、母親はそこに住むことに決めたわけですが、何とも寂しく悲しい気持ちであります。

自分は、今回引越しするにあたり、今よりもう少し広いマンションに決めるつもりだったのだけど、結局一戸建てに決めた理由は、できれば母親を引き取りたい気持ちがあったからなのだけど、やはり母親は暮らしてきた土地から離れたくはなかったのだろうなと思うのです。

年末には実家は取り壊され、広い道路と空き地になります。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

着工

2007年11月05日 | 駄日記
11月5日(月)
特筆すべき事項も特にない一日でありまして、普通に出勤して帰りには雨に降られるという、さすが雨男を自認して止まないオレである。って自認してないんだけど。
抵抗しつつも、最近では仕事用のカバンに小さい折り畳みがいつも入っているのはなぜだ、っていうわけで。
つか、いい加減に外に出るごとに雨に振られるこの事象から遠ざかりたい。
無理か?

さて、日記に載せる画像もあんまりないので、最近の動きなど記録します。

来年の引越しに向けて、計画は何となく進んでいます。
まず、10月19日には地鎮祭を行いました。
ちゃんと神主にお願いして執り行いましたよ。
翌週からはボーリング調査などをして、地盤にパイルを打ち込んだり補強工事があって、見た目にはあまり変わらなかったりしましたが、現在はこんな感じになっています。

基礎が出来上がりつつあります。

なぜか、今回はあまり記録撮影していませんでしたので、画像があまりありません。
ちょっとまめに記録しなきゃいかんなあ。
見てもあんまり面白いもんじゃありませんけどね。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

WATTSスケジュール

2007年11月03日 | ライブレポ
11月3日(土)
いきなり涼しくなりましたね。
朝、ゆっくりとウォーキングをしに外に出るとブルブルッ、
「さむっ・・」
やはり11月らしく、季節は帳尻を合わせてきているのだろうか。
今年の紅葉は全国的にだいぶ遅れているという。
でも、この冷え込みで一気に山は色づくだろうね。
何となく、寒く感じることにほっと心安らぐオレであった。

夜はドラム教室へ。
毎週、上達しようと頑張っている生徒の皆さんに会えるのが楽しみです。
今夜も出席率は高く、休憩する時間ありませんでした。
嬉しいことです。
この時期困るのは、最初教室内は寒く感じるんだけど、戸を閉めてレッスンしてるとすぐに暑くなる。
防音の部屋なので換気がないし、小さな部屋なのだ。
汗かきの若い中高生は、ハードなレッスンをすると、額から汗を滴らせています。
オレのレッスン、ちょっとハードなんです。
そこでエアコンをつけるとまた寒い。
消すと暑い。
つけると寒い。
この繰り返しなので、風邪を引きそうになります。

ところで、店舗の中の練習スタジオ休憩所に、11月のWATTSのライブスケジュールが置いてありました。
「あ、そうかあもう11月なんだ」
などと思いつつ手にとって見てみる。
相変わらず表紙のミチヤス氏のイラストはいかしてる。
裏面のスケジュールを見ると、ぼちぼちいろいろなライブが入っている。
11月25日の昼間には「P・S・A」さんのライブが入ってるじゃん。彼等は実力あるし、かっこいい。世界デビュー?何だかすごいことになってるみたいだ。えらいこっちゃ!
12月9日(日)のPOWDERの予定も載っている。
「そうかあ、もうすぐだなあ、頑張らなきゃ!」
真夏のメチャ暑い日にやってから、もう半年近くになる。
今回は、気合充分に取り組んでるから、きっといいライブになりそうだ。
ぜひ皆さん観に来てね!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

改めて聴いてみまして・・

2007年11月02日 | ライブレポ
11月2日(金)
え~っと。
「腹話術師」みたいなヘーサンでやんす。へへへ・・・
ま、こんな感じで。↓
http://www10.plala.or.jp/rock-powder/page028.html
ま、ちょっと失敗しやしたが、昨日の練習ではキチンと歌えましたよ。
当日使ったアンチョコを、本番のようにタムのリムに貼り付けてやりましたが、スタジオは明るくてよく見えるし、間違える要素もないしなあ。
その代わり、Junjiが苦手な裏声の発声を、超得意ないっちゃんがアドバイスしてて、
「腹話術の真似して声出してみー」なんて言ってて笑えた。
JunjiはJunjiで、
「コンニチワ、コンニチワ・・ファー!」なんて裏声で絶叫してたりして。
POWDERは腹話術師の集団である!

サテ、前回のPOWDERのライブ音源は、いつものMDと今回手に入れたEDIROL R-09(写真)で収録した。
実は、念のためにこれとMDと2台持っていって正解だった。
使い慣れないR-09の録音ボタンを、2ステージ目に押し忘れてた。
その2ステージこそ、あのオレの失敗作の腹話術ボーカルが入っていたのだ。
だから、その失敗作腹話術はずっと聴くことはなかったが、途中から回しっぱなしにしていたMDの音源にしっかり録音されていて、その音源を、今更ながら恐る恐る聴いてみた。

うへ~って感じで改めて聴いて、自分の顔が赤くなるのを感じたが、これだけ時が経ってみると、何だか自分で言うのも変だけど想像していたほど変でもなかった。
ま、いつものオレが歌詞がわからんようになって困っているなと。
あ、そのまんまか。
ま、しかしどう考えても人前で腹話術ボーカルはいかん。
「どうせアマチュアだもん」みたいな逃げは自分で許せん。
オレ等はこれでメシ食ってるわけじゃないからプロのバンドとは違うけど、絶対甘えちゃいかんのだ。
だから次回、人様の前で歌う機会があれば、そりゃリベンジしなきゃいかんだろうなあ。などと思った次第であります。
でへへ、オレ、何を力んでおるのだ?

サテサテ、このR-09、実に手軽で便利である。
軽くてかさばらなく、音質はもちろんMDと変わらずいい音だし、録音した音源をPCに即座に転送できる。
ただし、欠点もある。
MDにはあるEDIT機能の、DIVIDE(曲の分割)ができないのである。
自分の使用用途は、自分達の演奏を録音するためだから、30分から60分ぐらいのステージを録音しっぱなしにする。
だが、この1ステージが「1曲」となるので、途中の曲を聴きたくても、最初から聴かなきゃならない。
これを分割するためには、PC上で音楽ソフトを使って分割しなきゃならないから面倒だ。

自分のPCにはこれができる音楽ソフトがない。
だからいまだに、例えば自分の失敗腹話術を聴くためには、ステージの最初から長々と聞いていかなきゃならないというわけだ。
まあしかし、もう聴くことはないと思うし、実際は失敗作の2ステージ目はMDで録音したから、分割できるんだけどね。
どなたか、いい音楽ソフト(フリーであれば)教えてちょんまげ。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする