『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

保護者連合会の視察研修(1)

2015年08月27日 | 保育
伊那市の21ある保育園の
保護者会長、副会長、会計の三役さんたちが集まって
「伊那市保護者連合会」というものを組織しています。


保護者連合会は、一年の中で
講演会を開催したり
機関誌『いな保育』を発行したり(2回)
伊那市内や他市町村の保育園を視察したり
自分の子が通う保育園ではない
違う保育園に「一日保育士体験」をしに行ったりと
実に積極的で、活発です。


一年の最後には
伊那市長を囲んで
一年の研修の成果を発表するとともに
市長と一緒に、伊那市の保育を語り合う、
そんな先進的な組織です。



さて、そんな保護者連合会の視察研修委員会が
飯田市の千代保育園に視察に行くというので
私もついて行ってみました。


ここを選んだのは
伊那市内の山村にあるいくつかの保育園が
少子化の影響で定員割れを起こしていて
いつ休園(廃園)に追い込まれるかわからない
という、危機感を持っているからでした。


飯田市の山村にあるこの千代保育園は
10数年前に、飯田市によって
廃園という方向が示されましたが
保育園を守るために
千代地区の住民がお金を出し合って
社会福祉法人を立ち上げ
民営化した保育園なのです。


この保育園を視察して
何か参考になるものがあるといい、
今でも保育園を存続させている力は何か、
そんなことを学ぶことができればと
4人の保護者会長と
4人の園長とで視察に行ってきたのでした。


千代保育園は、園児数32名の小さな保育園でした。


この千代地区には、
実はもう一つ保育園があります。
千代保育園の分園「千栄(ちはえ)保育園」です。


こちらは園児数わずか13名
ログハウスの素敵な建物です。



(長くなるので続きは明日・・・・)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする