母がお世話になっている施設から、
面会制限解除の連絡が届いたので
さっそく、姉と面会に行ってきました。
母は、とっても元気でした。
ああ、良かった、良かった。
2月の下旬に会いに行ったのが最後、
5か月ぶりの面会でした。
4月の下旬ごろ、施設から
母の様子が書かれた連絡メモと、
手作り食事会や、花見に出かけたと思われる写真が同封されていましたが
どちらも笑顔はなく、
厳しい表情だったり、無表情に近いような写真でしたので
やはり、知った人の面会がないとだんだん表情がなくなっていくのかなあ、と
とても心配しておりました。
でも、昨日の母は、
にこにこと嬉しそうによく笑い、
滑舌が悪いけれど、なにやらたくさんおしゃべりもしてくれました。
相変わらず母は、私たちのことはさっぱりわかりません。
(私たちのことは、「どこかのねーさん」だって)
でも、「なにやら、私のことを心配してくれる人たち」とは思っているようで
とても、嬉しそうでしたので、
それで、良しとしましょう。
主人が菩提寺の総代の役を務めている話をすると
「そりゃあ、トオサンは忙しいら?」
「わしも、さんざ(「何度も」の方言)お寺に通った。」と、
お寺のことは印象にあるようで、急にしゃきっと話し始めたり、
「ご飯はおいしいに。ここはいいに。」
と、食べる話に目を輝かせたりして、
元気な様子を見せてくれました。
5月生まれなので、
96歳の誕生日は、祝ってあげることができませんでしたが、
来年は、母の部屋でハッピーバースデイができるといいな、と思っています。
コロナの感染は、終息する気配を見せませんが、
それでも、施設入所者全員がワクチン接種を終えたことで、
施設側も、今までのような、
当地区の保健所管内で一人でも感染者が出たら、即面会禁止、
というようなやり方は、見直しを進めている、とのことでした。
少しずつ、
アフターコロナ時代の面会の在り方を考えてくださっているようで
感謝しかありません。
私たちの生活についても、
そろそろ、アフターコロナの過ごし方を明示してくれませんかねえ。